HOME > 重賞展望 > 第51回北海道新聞杯クイーンS
第51回北海道新聞杯クイーンS(GIII) 2003年8月17日(Sun) 札幌芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
||||||
枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ダイヤモンドビコー | 差 | 101 | 2年連続2着。叩いてここ目標は好感。 | ○ |
2 | 2 | ファインモーション | 先 | 105 | 実績断然。但し一気の斤量増は気がかり。 | ◎ |
3 | 3 | ケイエスホノカ | 先 | 84 | 格上挑戦はもとより距離実績もなく厳しい。 | |
4 | 4 | ヤマカツリリー | 先 | 92 | 距離短縮歓迎も強力な同型多く苦戦必至。 | |
5 | 5 | ギャンブルローズ | 先 | 98 | 開幕週の綺麗な馬場で好走多いが展開辛い。 | |
6 | 6 | オースミハルカ | 差 | 87 | 相手が強いと置かれるところがあり苦しい。 | |
7 | フューチャサンデー | 追 | 95 | 前崩れが起こらない限り差し込みは難しい。 | ||
7 | 8 | マイダイナマイト | 捲 | 87 | 意欲の二連闘も相手強化で見込み薄い。 | |
9 | チャペルコンサート | 差 | 94 | 決め手なく凡走続く。ここも追走一杯か。 | ||
8 | 10 | ノブレスオブリッジ | 差 | 93 | 重賞では今一つだが距離最適で展開も向く。 | ▲ |
11 | テイエムオーシャン | 先 | 104 | 牝馬相手なら貫禄十分。力で押し切るか。 | △ |
■レース展望 有馬の敗戦は仕方なし・夏の札幌で再出発ファインモーション | ||||||||||||||||
■予想構築 ファインモーションは「休み明け」、「前走比5kg増の58kg」への対応が課題となる。宝塚記念では有馬記念以来のぶっつけ&前走比3kg増の58kgで挑んだシンボリクリスエスが5着敗退(0秒3差)。同パターンのファインモーションもコケる危険性を孕んでいる。 しかしシンボリクリスエスの事例と異なるのは「クイーンSがGIではなくGIII」であるということ。当然出走メンバーの質は落ちる。事実、今回の出走メンバーの中でクイーンSと同じ古馬混合重賞の勝ち鞍があるのはダイヤモンドビコー、ファインモーション、テイエムオーシャンの3頭しかいない。ファインモーションがエリザベス女王杯でダイヤモンドビコーに0秒4差、有馬記念でテイエムオーシャンに0秒7差をつけている以上、素直にファインモーションから流すのが筋か。
上記資料より、ファインモーションは自身より前か併走する相手を確実に潰している(有馬記念では逆に潰されているが)ことが分かる。先行馬は展開不利と見ておくべきで、これによりヤマカツリリー、ギャンブルローズ、テイエムオーシャンは狙いが下がる。 ちなみに斤量差こそあれ3歳馬ヤマカツリリー、オースミハルカはクラシック路線を使った後ということでおそらく用無し。過去3年、桜花賞やオークスを使った3歳馬は【0・0・1・5】(0.0%)。脈があるとすれば差し込みが出来るオースミハルカのほうか。 ファインモーションが出走したレースで2〜3着に来るのは着拾いが出来る差し馬。ぶっちゃけて言えば半端な実力でもOK。とりあえずエリザベス女王杯でこれを実践したダイヤモンドビコーが相手筆頭。単穴はノブレスオブリッジ。ここは好位差しが出来るだけで有力。2走前に下したエイシンハリマオーが関屋記念で追い込んで2着と機運も高まる。他では展開不利で狙いたくないが前走で59kgをモノともしなかったテイエムオーシャンに印を回しておく。 ◎ファインモーション ○ダイヤモンドビコー ▲ノブレスオブリッジ △テイエムオーシャン ■馬券構築 ファインモーションから馬複2点。テイエムオーシャンへは1点勝負ではリスクが大きいと思われる上、他に2点抑えるとトリガミになるため馬券上は無視。代わりにタテ目を抑える。 [馬複] ファインモーション−ダイヤモンドビコー 60% [馬複] ファインモーション−ノブレスオブリッジ 30% [馬複] ダイヤモンドビコー−ノブレスオブリッジ 10% |