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第39回七夕賞(GIII) 2003年7月13日(Sun) 福島芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | アサカブレイヴリー | 先 | 91 | 芝未勝利。ハンデ差あった目黒記念でシンガリ。 | |
2 | 2 | ミヤギロドリゴ | 差 | 94 | 追い込むだけの脚はまだあるがアテに出来ない。 | |
3 | 3 | ミレニアムメモリー | 差 | 79 | 最軽量でも現状では流れに乗るだけで精一杯。 | |
4 | 4 | チョウカイリョウガ | 先 | 97 | 末脚のキレは最上位。前々でレース出来れば。 | ▲ |
5 | メイショウキオウ | 先 | 96 | 軽斤量で堅実に駆けるが勝ち負けまでは苦しい。 | ||
5 | 6 | ブラザータイクーン | 差 | 92 | マイル以上では3着多い。距離不適の感あるが。 | △ |
7 | ラヴァリージェニオ | 追 | 86 | 長距離スロー向きだが上がり掛かれば浮上も。 | ○ | |
6 | 8 | ウインブレイズ | 先 | 96 | 堅実駆け評価もハイペースで取りこぼしあり。 | |
9 | ヨシフサキング | 差 | 83 | 初めての軽ハンデだが距離延長は懸念材料。 | ||
7 | 10 | ミデオンビット | 先 | 99 | 番手追走も可能な逃げ馬。出し抜け濃厚。 | ◎ |
11 | エーピーグリード | 逃 | 96 | 昨年は飛ばして自滅。抑えが効くタイプではない。 | ||
8 | 12 | ダイワカーソン | 追 | 79 | 様々な距離を使っても一向に変わる様子なく。 | |
13 | ヤマノブリザード | 追 | 93 | 叩き2戦目も小回りで追い込み届くかが問題。 |
■レース展望 明確な逃げ馬の直後につけられる今が狙い時・ミデオンビット |
■予想構築 過去10年における七夕賞の傾向を紐解くと以下のようになる。
七夕賞では前残りが発生しやすい傾向にあり、逃げ馬が4勝2着2回と絶好調。過去10年で追い込みらしい追い込みが決まったのは'99年2着シグナスヒーロー(4角10番手)のみで、3〜4コーナーで動ける自在性がないと苦しい。連対の目安は連対馬20頭中19頭が該当する4角5番手以内。人気どころでは4角5番手以内からの好走実績に乏しいミヤギロドリゴ、メイショウキオウ、ヤマノブリザードが切れそう。 今回逃げそうなのはエーピーグリードとミデオンビットのどちらかだが、ミデオンビットは自分より逃げたい馬がいる場合は先に行かせるところがあるのでハナを奪うのはエーピーグリードと想定。ではエーピーグリードが逃げ切れるのか、ということになるがこれについてはあっさり否定しておく。昨年は単騎逃げが出来ていたにも関わらず3コーナーで一杯になり沈没。続く函館記念でも同じようなレース振りで惨敗。ムキになって走るところがあるのは問題ありとみて見送る。 エーピーグリードが自ずとタレてくると考えた場合に恩恵を受けるのはどの馬かを考えれば、その直後で折り合えるミデオンビットを置いて他はない。ということでミデオンビットが軸。仮にエーピーグリードが粘ったところで、安田記念で逃げて0秒5差のパフォーマンスからして出し抜くのは容易い。 ミデオンビットが抜け出した後の2番手以下は混戦が予想されるが、前々につけていないと苦しいという七夕賞の傾向からこれも先行勢に狙いが絞られる。まずは軽ハンデで追い比べにも強いラヴァリージェニオ、位置取り課題もキレ味勝るチョウカイリョウガをチョイス。 残り1頭は実績上位のウインブレイズでも良さそうだが、エーピーグリードの自滅的ハイペースが想定できる上、1,000M通過60秒を割り込む速い流れで4〜5着が多い(例:'03年4着中京記念)ことを理由に狙いを下げてみる。代わりに距離面で見送った馬の中から好位差しが出来るブラザータイクーンを抜擢。 ◎ミデオンビット ○ラヴァリージェニオ ▲チョウカイリョウガ △ブラザータイクーン ■馬券構築 ミデオンビットから馬複流し。ミデオンビット−ラヴァリージェニオ2頭軸からも多少流す。 [馬複] ミデオンビット−ラヴァリージェニオ 30% [馬複] ミデオンビット−チョウカイリョウガ 30% [馬複] ミデオンビット−ブラザータイクーン 20% [3連複] ミデオンビット−ラヴァリージェニオ−チョウカイリョウガ 10% [3連複] ミデオンビット−ラヴァリージェニオ−ブラザータイクーン 10% |