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第10回函館スプリントS(GIII)
2003年7月6日(Sun) 函館芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 イシノグレイス 100 相手が揃うと行き切れない。乗り方一つ。
2 2 アタゴタイショウ 81 函館に実績あるも久々ではトーン下がる。  
3 3 タイキトレジャー 103 前走惨敗が気になるが目下3年連続連対中。
4 4 ショウナンタイム 90 格上挑戦も魅力感じず。力不足は否めない。  
5 5 テイエムサンデー 102 決め手強烈も直線短いここは使い所が難しい。  
6 6 エコルプレイス 89 単騎粘り込みが身上もスプリンター相手では。  
7 ビリーヴ 110 この距離は鬼。重い芝が合うかどうかがカギ。  
7 8 ブルーショットガン 98 函館の芝はかなり合う。ただ久々なのが問題。  
9 アグネスソニック 101 時計掛かる馬場は得意。好位付けなら勝機。
8 10 フミノトップヒル 91 距離短縮で好実績。相手強化も善戦可能。  
11 サダムブルースカイ 99 前走レコードは已む無し。叩いて変われるか。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 馬もさることながら騎手も3年連続連対中・今年はアグネスソニック
■予想構築

 函館スプリントSの傾向としては「同年の高松宮記念との結びつきが強い」ことが挙げられる。具体的に示すと、'96年に高松宮記念(当時は高松宮杯)がスプリントGIに変更となってから'01年まで6年連続でその出走馬が連絡みを果たしている。またローテ的に高松宮記念とスプリンターズSの中間に位置していることもあって、施行時期が9月下旬に移行した'00年以降はダイタクヤマト(函SS2着→スプS1着)やメジロダーリング(函SS1着→スプS2着)など、函館スプリントS好走馬がスプリンターズSで活躍している。

 なお時計は若干掛かり気味で、創設からの過去9年の平均は1分09秒2、函館で施行されるようになってからの過去6年の平均は1分09秒3。昨年は良馬場施行ながら1分10秒3とかなり遅い決着。この点につき、スプリント戦の勝ち時計が専ら1分08秒前後のビリーヴは多少気がかり。同じくサンデーサイレンス産駒らしくキレを生かすタイプのテイエムサンデーも自力で差すのは難しそうである。

 となると、同年の高松宮記念出走馬で狙えそうなのはアグネスソニックか。稍重の阪急杯でビリーヴに先着するなど、時計が掛かれば実績を逆転できる下地がある。現に函館ではデビュー勝ちを含む2勝をマーク。函館実績がある横山典弘騎手が鞍上というのも心強い(今年は極端に2着が多いが)。

 相手は前走惨敗が気になるものの函館は確実に合うタイキトレジャー、前走勝ち馬が4年連続連対中であることに加えて函館と似たような札幌で実績があるイシノグレイス、レコード決着の前走からして馬場条件一変で劇走ムードが漂うサダムブルースカイ。

◎アグネスソニック
○タイキトレジャー
▲イシノグレイス
△サダムブルースカイ


■馬券構築

 アグネスソニックから馬複流しで好配狙い。

[馬複] アグネスソニック−タイキトレジャー 40%
[馬複] アグネスソニック−イシノグレイス 30%
[馬複] アグネスソニック−サダムブルースカイ 30%


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