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第52回ラジオたんぱ賞(GIII)
2003年7月6日(Sun) 福島芝1,800M 3歳オープン 別定 (特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 フランキーボーイ 92 そこそこ先行できる。展開味方に粘り込み可能。
2 2 フジサイレンス 89 前走追い込むも力負け。距離実績乏しく期待薄。  
3 シャドウビンテージ 91 道中溜めが入れば相当切れる。折り合い次第。
3 4 サウスポール 97 単騎なら二の脚使える。同型との兼ね合いカギ。  
5 マイネルフルーク 87 前傾ペースで渋太く追えるが基本的に他任せ。  
4 6 ビービートマホーク 93 前走逃げて勝利も展開利大きい。ここ同型いる。  
7 ロードミカエル 92 牡丹賞完勝評価も前走敗退で頭打ちの感あり。  
5 8 タマモゲット 86 押し切り効いた前走評価。好位付けなら侮れず。
9 アルタネート 88 NZトロフィー完敗から一息入れるも物足りない。  
6 10 メジロトッティ 79 前走敗退で見るべきところ無し。ここも苦しい。  
11 ヴィータローザ 93 決め手あるのに詰め甘い変な馬。過信は禁物。  
7 12 アイルビーバック 89 ローカル巧者の可能性あり。小回りでどこまで。  
13 マルロス 90 相手手薄でもぶっつけで制するほどの実績無く。  
8 14 クレンデスターン 99 差脚爆発の兆しあり。相手弱化で巻き返しも。
15 タイキアルファ 88 同コース勝ちあるがキャリア浅すぎで見送り妥当。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 外差しエダテルの逆襲・クレンデスターンがブッコ抜く
■予想構築

 このレースは京都新聞杯と同様「実績馬がぶっ飛び、勢いある格下が穴を開ける」傾向がみられる。しかし今年は実績馬がいない。勢いある格下とそうでない格下の集まり。とにかく格下だらけで難解。

 過去10年におけるラジオたんぱ賞の傾向を紐解くと以下のようになる。
  • 500万または1000万特別勝ち上がり直後の馬が5年連続連対中。
    ―→タマモゲットアイルビーバックのいずれかが連対する可能性が高い。連対馬に対象を広げるとサウスポールも該当する。
  • 重賞以外経由なら敗戦差0秒2以内は必須。
    ―→重賞以外0秒3以上敗退経由馬は【0・0・2・24】(0.0%)。フジサイレンスマイネルフルークロードミカエルメジロトッティヴィータローザマルロスタイキアルファはカット。なお敗戦差1秒以上からの立て直しには重賞連対若しくはオープン勝ちが必要で、アルタネートもカット。
  • 芝・マイル問わずマイル以上の勝ち鞍はほぼ必須。
    ―→マイル以上の勝ち鞍は連対馬20頭中19頭がクリアしている。フジサイレンスマイネルフルークマルロスはカット。
  • 2勝以上は必須。
    ―→メジロトッティタイキアルファはカット。
 狙いに挙がるのはフランキーボーイ、シャドウビンテージ、サウスポール、ビービートマホーク、タマモゲット、アイルビーバック、クレンデスターンの7頭。

 なおこのレースは直近5年で差し4連対(2勝)、追込3連対(2勝)と後方待機馬の一発妙味が高い。単調な前残りになったのは東京開催時の'00年のみ。実績が逃げに傾倒するサウスポールビービートマホークアイルビーバックは割引が必要。前述の狙い馬の中では着順はどうあれNHKマイルCで上がり3位をマークしているクレンデスターンが怖い。

 このレースでは「前走勝ち」と「後方待機」のステータスを高く見積もるべきである。どちらかといえば後者をより高く評価したほうが良いような感じがする。今回は前走勝ち馬に後方待機馬がいないので軸はクレンデスターンとする。相手は逃げ馬を除く前走条件戦勝ち馬タマモゲット、シャドウビンテージ、フランキーボーイの3頭。これら3頭が前に出たところへクレンデスターンが外から突っ込んでくるという算段。

◎クレンデスターン
○シャドウビンテージ
▲フランキーボーイ
△タマモゲット


■馬券構築

 クレンデスターンから馬複流しで勝負。

[馬複] クレンデスターン−シャドウビンテージ 50%
[馬複] クレンデスターン−フランキーボーイ 30%
[馬複] クレンデスターン−タマモゲット 20%


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