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第41回愛知杯(GIII)
2003年6月8日(Sun) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (父)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ストロングブラッド 95 別定重賞勝った前走評価も距離延長は微妙。  
2 2 ナリタダイドウ 95 かなりのジリ脚。この距離不適で狙えない。  
3 3 ダイタクフラッグ 81 大敗続きでリズム崩す。連闘でも一変は酷。  
4 4 スズノミヤビオー 91 前走重馬場も昇級で通用。先物買いで一考。
5 5 メジロマイヤー 93 近走は追って粘り無い。距離も若干長いか。  
6 6 エイシンハリマオー 93 詰め甘いが持ち時計上位でハンデも手頃。
7 7 カゼニフカレテ 84 一気の斤量軽減は魅力だが一押し足りない。  
8 8 マイネルブラウ 98 一昨年2着。先手奪ってすんなり押し切りも。
9 タフネススター 98 昨年2着。相手が手薄なここは落とせない。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 負担斤量前走比増は実力の証・差脚安定タフネススター
■予想構築

 施行時期移行後の過去3年における愛知杯の傾向を紐解くと以下のようになる。
  • 施行時期変更後は新潟大賞典経由馬が3年連続連対中。相手は京都コース経由馬。
    ―→ここ3年の連対パターンは新潟大賞典経由馬−京都芝1,800M経由馬。新潟大賞典を経由したマイネルブラウタフネススターのいずれかが連対する可能性が高い。京都芝1,800Mの下鴨Sを経由したスズノミヤビオーにも注意を払いたい。
  • 牡馬は55kg以上の実績級が狙い目。54kg以下牡馬は【0・0・2・18】(0.0%)と不振。
    ―→'00年2着ブルーエンプレス(牝4・49kg)のように軽ハンデ馬が全く不振というわけではないが、それなりの斤量を背負った馬が優勢なのは事実。牡馬55kg以上(牝馬53kg以上)のストロングブラッドメジロマイヤーマイネルブラウタフネススターの全てが連を外すとは考えにくい。
  • 前走比増を狙い撃ち。勢いある格下よりは近走不振の実績馬が優勢の傾向にある。
    ―→ここ3年の勝ち馬はいずれも負担斤量前走比増だった。斤量が重くてもタフネススターの優位は揺るぎ無い。負担斤量据え置きのストロングブラッドマイネルブラウも前走比減に比べて連対可能性が高い。
 ここ3年は「軽ハンデを生かした格下馬の台頭」より「実績馬の貫禄誇示・巻き返し」の傾向が強く出ており、連対数の比で前者1:後者5となる。ここは人気でも新潟大賞典(GIII・新潟芝2,000M、2着)でGI馬ダンツフレームに1馬身1/2の健闘を示したタフネススターから入るのが筋か。

 相手筆頭は少し捻ってスズノミヤビオー。前述の通りここ3年は新潟大賞典と京都芝1,800Mが最適ローテとなっている。格下で唯一通用した'00年2着ブルーエンプレスもこのローテ。

 単穴はマイネルブラウ。新潟大賞典(GIII・新潟芝2,000M、14着)は強引にハナを奪った結果で度外視可。軽いメンツに替わって持ち前の先行力が生かせる。

 連下はエイシンハリマオー。前走のエメラルドS(1600万・中京芝2,000M、2着)でハイペースに喰らいついた直後ということで追走は楽。ここ暫く57kgを背負っていただけにハンデも生きる。

◎タフネススター
○スズノミヤビオー
▲マイネルブラウ
△エイシンハリマオー


■馬券構築

 タフネススターから馬複流し。なお「新潟大賞典経由馬−京都芝1,800M経由馬」の組み合わせが維持できるタテ目が妙味のため抑える。

[馬複] タフネススター−スズノミヤビオー 30%
[馬複] タフネススター−マイネルブラウ 30%
[馬複] タフネススター−エイシンハリマオー 30%
[馬複] スズノミヤビオー−マイネルブラウ 10%


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