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第20回東海テレビ杯東海S(GII)
2003年5月25日(Sun) 中京ダート2,300M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 コスモクロス 59 交流重賞で一通りの相手に敗れており苦しい。  
2 プリエミネンス 98 ブリンカー着用で勝負気配。力で押し切るか。
2 3 ワンモアマイライン 100 前走大敗は落鉄が影響。昨年2着で巻き返しも。  
4 ゴールドプルーフ 交流重賞でそこそこ善戦。中央初出走で不気味。
3 5 アグネスブレイブ 89 ここ2戦は流れに乗れず。前々で競馬出来れば。
6 カネトシオペラクン 90 昨年大敗。重賞では力量差は誤魔化せない。  
4 7 ミツアキサイレンス 98 昨年と同ローテ。ピーク過ぎた感あるが相手は楽。
8 イシヤクマッハ 91 休み明け2戦は芝で度外視可も一変までは厳しい。  
5 9 ディーエスサンダー 91 軽い捲りが利く末脚の使い方は小回り向きだが。  
10 ニシノハナグルマ 88 軽ハンデで迎えたマーチSの内容不満。力不足か。  
6 11 ゲイリーエクシード 90 中京での捲り勝ち評価。上位進出も乗り方一つ。  
12 ペルフェット 83 斤量軽いが3歳500万勝ちだけでは力量差否めず。  
7 13 ツルギセンタン 79 前走昇級初戦とはいえ完敗。恵まれて入着まで。  
14 エムエフファルコン 62 公営名古屋で11戦全勝も中央ではサッパリ。  
8 15 ホーマンキュート 75 昨年暮れから惨敗続き。現状打破は難しい。  
16 アルアラン 99 ここ2戦は芝で度外視可も昨年ほどの勢い感じず。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 前走善戦の先行馬を狙え・暖かい時期好きプリエミネンス
■予想構築

 '98年までは「東海ウインターS」の名称で行われていたが、'00年より('99年は調整のため未施行)現行の時期に移行。変更後のデータが過少のため傾向分析は割愛した。ここでは'00年からの3年間の結果から「傾向もどき」を見出してみたい。
  • 連対馬6頭はいずれも前走で5着以内に入っていた。
    ―→前走好走馬を信頼すべき。一方で'01年1着ハギノハイグレイドはオグリキャップ記念5着を経由していたが、そこでは勝ち馬から3秒0も離されていた。少なくとも前走6着以下かつ敗戦差3秒以上のコスモクロスワンモアマイラインイシヤクマッハニシノハナグルマホーマンキュートは要らない。これ以外に前走二桁着順のニシノハナグルマペルフェットツルギセンタンアルアランも見送りが妥当か。
  • 先行馬が圧倒的優勢。後方一気ではまず届かない。
    ―→コーナーを6つも回るため息が入りやすく、小回りコースのため追い込みが決まりにくい。それを裏付けるように、連対馬6頭のうち4角6番手から連対した'02年1着ハギノハイグレイドを除く5頭は4角3番手以内につけていた。
 要は「前走で好走した先行馬」を狙えばOK。となると目が行くのは群馬記念2着(0秒3差)経由のプリエミネンス。中央でも前々の競馬でエルムSを制しており問題なし。重賞級の相手が手薄のここはきちんと結果を出しておきたいところ。ちなみにプリエミネンスは活躍する時期に偏りがあり、10月〜3月【2・2・2・13】(21.1%)に対し4〜9月【10・4・3・5】(63.6%)と暖かい時期の活躍が目立つのも好材料。

 相手は昨年と同一ローテで挑むミツアキサイレンスと前走でこれに僅差のゴールドプルーフ。ゴールドプルーフは川崎記念で2年続けてプリエミネンスに先着しており、ミツアキサイレンス共々プリエミネンスとはさほど力差は変わらない。

 後一頭挙げるとするならば前々で競馬を進められれば食い込みがありそうなアグネスブレイブ。昨秋からダートを使うようになってからは4角3番手以内で【3・0・0・1】(75.0%)と好成績を挙げており、ここ2戦で見限るのは早計か。

◎プリエミネンス
○ミツアキサイレンス
▲アグネスブレイブ
△ゴールドプルーフ


■馬券構築

 プリエミネンスから馬複流し。

[馬複] プリエミネンス−ミツアキサイレンス 50%
[馬複] プリエミネンス−アグネスブレイブ 30%
[馬複] プリエミネンス−ゴールドプルーフ 20%


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