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第51回京都新聞杯(GII) 2003年5月10日(Sat) 京都芝2,200M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | マルイチライデン | 追 | 73 | 突き抜ける脚無いが器用さある。捲り決まれば。 | ▲ |
2 | 2 | トリリオンカット | 先 | 77 | 長めの距離を先行押し切り。緩い流れで侮れず。 | |
3 | 3 | サウスポール | 逃 | 77 | 単騎逃げで3戦オール連対。無視されるなら怖いが。 | |
4 | マーブルチーフ | 先 | 77 | 距離実績あるがムラ駆け傾向。人気薄で劇走注意。 | ||
4 | 5 | キーファクター | 先 | 67 | 前走力負けの感あり。叩いた後の変わり身も疑問。 | |
6 | シルクチャンピオン | 先 | 77 | ダート大敗後のBL除去・初芝・連闘も一変までは。 | ||
5 | 7 | ビッグコング | 差 | 90 | 若葉Sは展開嵌った感あり。鞍上魅力も見送り。 | |
8 | ワンモアチャッター | 捲 | 76 | なりふり構わず出遅れる。スタートまともなら好勝負。 | ||
6 | 9 | チャクラ | 差 | 75 | 中距離以上で善戦。決め脚ありここも好走可。 | ◎ |
10 | テイエムテンライ | 先 | 80 | 前交わす脚無いが先行して渋太い。番手追走なら。 | △ | |
7 | 11 | ソロデビュー | 先 | 71 | 前走追い比べで脆さ露呈。ここも苦戦免れない。 | |
12 | タニノボルガ | 先 | 62 | デビュー戦勝利も時計平凡。ここ付いて回るだけか。 | ||
8 | 13 | ホシコマンダー | 追 | 92 | 末脚あるがいつも届かない。ただ相手関係は楽。 | ○ |
14 | ウインジーニアス | 追 | 75 | 初芝克服も重馬場。良馬場の追い比べではどうか。 |
■レース展望 人気薄連対パターンを狙い撃ち・チャクラから穴狙い | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 '00年に京都4歳特別(廃止)に代わる形で現在の時期に移行してからの3回はいずれも万馬券決着。荒れる要因は「人気薄の劇走」というよりは「人気馬が走らない」ことにある。ダービーに向けて本賞金を加算したいのは全馬同じ。なら人気薄を積極的に狙いたい。
ヤマニンリスペクトのように皐月賞での好走が評価されたパターン、チアズシュタルクのように重賞実績が評価されたパターンは危険。特にチアズシュタルクは単勝支持率52.5%、単勝1.5倍の断然人気を背負って飛んでおり、過去の実績は全くアテにならない。今回で言うなればヤマニンリスペクトと状況が似ているホシコマンダーは「危険な人気馬」か。 一方人気薄の連対パターンは至極単純で、「前走の500万特別で連対している馬」を狙えばOK。今回で言えばムーニーバレーRC賞1着ウインジーニアス、同2着チャクラの2頭が該当する。「前走の500万で連対している馬」と拡大解釈すればサウスポール、トリリオンカットも容認できる。 次に過去の展開を考察する。直近3年の決まり手は'00年から順に「追−差」、「追−差」、「差−差」と差し有利の傾向。また直近3年で3着以内に入った9頭のうち6頭に上がり34秒台を出した実績があり、残り3頭のうち2頭もそれぞれ35秒0、35秒1を出した実績があったことから、逃げはともかく先行押し切りも難しい状況が窺える。決め手がないと苦戦必至。 今回の出走馬の中で上がり34秒台以上を出した実績があるのはビッグコング、ホシコマンダー、マルイチライデンの3頭。35秒0のトリリオンカット、35秒2のチャクラ、テイエムテンライ、ワンモアチャッターまでが争覇圏内。 軸は人気薄連対パターンに合致し、上がりの脚もあるチャクラ。相手は危険な人気馬に合致するのが気がかりだが決め手は捨て難いホシコマンダー、捲りの競馬が出来る上に前走の上がりが目を引くマルイチライデン、逃げ馬の直後につけることが出来る上に前で渋太さを発揮するテイエムテンライ。 ◎チャクラ ○ホシコマンダー ▲マルイチライデン △テイエムテンライ ■馬券構築 チャクラから馬複流し。 [馬複] チャクラ−ホシコマンダー 40% [馬複] チャクラ−マルイチライデン 30% [馬複] チャクラ−テイエムテンライ 30% |