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第34回読売マイラーズC(GII) 2003年4月19日(Sat) 阪神芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | レギュラーメンバー | 先 | 85 | 近走不振。芝のスピードについて行けそうになく。 | |
2 | 2 | ダンツフレーム | 追 | 103 | 昨秋は精彩欠く。休み明け不得意で見送り妥当。 | |
3 | 3 | サンキンヘイロー | 先 | 94 | ダートで安定しているが芝でこの相手では厳しい。 | |
4 | 4 | テンザンセイザ | 追 | 99 | 追い込むには距離が短いがペース落ち着けば。 | △ |
5 | キスミーテンダー | 差 | 92 | 前走で同コース勝利と勢いあるが格下感拭えず。 | ||
5 | 6 | タイキリオン | 差 | 87 | NZトロフィー以降は惨敗続き。ここも出番なし。 | |
7 | ローズバド | 追 | 98 | ここ2戦で牡馬相手に好走。直線一気で一角崩し。 | ▲ | |
6 | 8 | ローエングリン | 逃 | 101 | 単騎逃げ可能なメンバー構成。距離短縮も順応。 | ◎ |
9 | リキアイタイカン | 追 | 101 | 高松宮記念好走も距離延長&急坂は微妙。 | ||
7 | 10 | テイエムオーシャン | 先 | 102 | 古馬王道路線から得意距離への転戦。久々でも。 | ○ |
11 | サダムブルースカイ | 差 | 90 | 距離延長はマイナス。負担増もあり苦戦必至。 | ||
8 | 12 | タイキトレジャー | 先 | 92 | 実績あるが急坂では今一つ。鉄砲利くが割引。 | |
13 | スカイアンドリュウ | 先 | − | かなりの素質を秘めるが2年近くの休み明けでは。 |
■レース展望 重賞連勝へ向け颯爽西下・単騎快逃ローエングリン |
■予想構築 過去10年における読売マイラーズCの傾向は以下の通り。
相手本線は直後でローエングリンをマークすることになるテイエムオーシャン。相手が幾分楽になって距離もベストとなれば休み明けとて抑えないわけにはいかない。ただそれでも休み明け馬が走らない、言い換えれば順調に来ている馬が勝ち負けする傾向にあるレースなので全幅の信頼までは寄せられない。理想のポジションが取れる今回も対抗評価が精一杯。テイエムオーシャンが3着以下に敗れる展開なら狙いは追い込み馬。ここではローズバドとテンザンセイザを挙げておく。 ローズバドは実績の無い負担斤量56kgでの出走になるが、ローエングリンが単騎逃げに持ち込むような展開ならなし崩しの脚を使わされることも無く直線勝負に期待が持てる。昨年はマグナーテンとゴッドオブチャンスが競り合った結果1,000M通過57秒0と速く、追走一杯に終わっているだけにここは雪辱の一番。 テンザンセイザは前走の東風S(OP・中山芝1,600M、6着)でミッドタウンが作り出した1,000M通過56秒7のハイペースを経験した後で追走は楽になるはず。ここが叩き2戦目となれば他の有力どころよりも走る気配を感じる。ただ追い込むには距離が短いのではないかということ、重賞実績が京都に傾倒しているということから勝ち切るまでは難しいかもしれない。 なおサンデーサイレンス産駒活躍傾向からキスミーテンダーが面白いかもと考えたが、高齢馬が穴になるパターンは例外なく重賞実績の有無が問われており、重賞初挑戦の同馬には当てはまらないため見送る。それならば休み明けでもタイキトレジャーのほうが怖い。3着への突っ込みがありそうなリキアイタイカンと合わせて3連複で一考。 ◎ローエングリン ○テイエムオーシャン ▲ローズバド △テンザンセイザ ■馬券構築 ローエングリンから馬複流し。 [馬複] ローエングリン−テイエムオーシャン 40% [馬複] ローエングリン−ローズバド 30% [馬複] ローエングリン−テンザンセイザ 30% |