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第35回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII) 2003年4月6日(Sun) 中山芝1,600M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | カネトシディザイア | 差 | 95 | ここ暫く軽斤量で詰められず。変化無さそうで。 | |
2 | 2 | マイネアイル | 先 | 98 | 先行して渋太さ発揮も牡馬相手では分が悪い。 | |
3 | 3 | テレグノシス | 追 | 103 | 前走は重馬場響く。ただ今回も展開厳しいか。 | |
4 | ユキノサンロイヤル | 先 | 96 | 斤量恵まれても重賞では善戦止まりが現状。 | ||
4 | 5 | メイショウキオウ | 先 | 99 | ここ2戦善戦。荒れた馬場と距離短縮で一考。 | |
6 | ハッピーパス | 先 | 99 | 距離短縮で得意のマイル戦。巻き返しも。 | ||
5 | 7 | オースミコスモ | 差 | 101 | 牡馬との力関係微妙も54kg以下なら8戦6連対。 | ○ |
8 | ブルーリッジリバー | 差 | 94 | 後方追走のままの競馬続く。最軽量でも苦戦。 | ||
6 | 9 | ナリタダイドウ | 先 | 97 | オープンはそこそこ走るが重賞ではサッパリ。 | |
10 | ミデオンビット | 先 | 101 | 前々からの二の脚強力。但し高速決着志向。 | ||
7 | 11 | エリモピクシー | 先 | 93 | 初めての軽ハンデ。準OP勝ちで勢いに乗る。 | ▲ |
12 | ダンツジャッジ | 差 | 97 | 好位から鋭脚使える。斤量差生かして逆転も。 | △ | |
8 | 13 | メジロマイヤー | 先 | 95 | 前走ハイペースで食い下がる。復調気配。 | ◎ |
14 | グラスワールド | 先 | 104 | いつでも堅実。ただこの斤量では勝ち切れず。 |
■レース展望 そろそろ走り頃・好位から押し切り図るメジロマイヤー |
■予想構築 ダービー卿チャレンジトロフィーでは'96年から'99年まで4年連続で逃げ馬が連対、'00年以降も4角4番手以内の馬が必ず連対している。ハンデ戦施行元年となった昨年はグラスワールド(牡6・52kg)が1着、トレジャー(牡4・54kg)が2着と先行馬同士で決着。トップハンデの差し馬トラストファイヤー(牡4・56kg)は10着に沈没。ハンデ戦となったことでより一層位置取りが重要になりそう。 今回は明確な逃げ馬こそ不在だが、軽量を生かしてマイネアイルが前に行くか。直後にミデオンビット、メジロマイヤーがつける。マイネアイルの逃げならスロー。ミデオンビット、メジロマイヤーの追走は楽。これを好位でマークするグラスワールド、オースミコスモも余裕を持って追走できる。 前を行く馬に狙いを定めて軸はメジロマイヤーとする。前走・東風S(OP・中山芝1,600M、3着)はミッドタウンの織り成す1,000M通過56秒7のハイペースの中を2番手で折り合いに専念し、上がり34秒8をマーク。久々を叩かれた阪急杯(GIII・阪神芝1,200M、5着)の内容も良く、ここに来て状態は上向き。 対抗はオースミコスモ。54kg以下【4・2・1・1】(75.0%)、55kg以上【0・0・0・5】(0.0%)と分かりやすい戦歴を持つ。54kg以下での唯一の着外が牡馬混合重賞の中日新聞杯(9着)というのが気になるが、先週ネオユニヴァースに早め進出を促して快勝させたデムーロ騎手の手腕に期待したい。 単穴はエリモピクシー。前走で準OPを勝ったばかりだが、3走前は東京新聞杯勝ち馬ボールドブライアンに0秒3差、2走前は東風Sを快勝したミッドタウンに0秒4差とそれなりに強い相手と善戦に持ち込んでいる点を評価。自身のすぐ前で競馬を進めそうなグラスワールド、オースミコスモの進出を待ってから追い出しても十分に間に合う末脚を完備。何より52kgの軽ハンデが心強い。 連下はダンツジャッジ。前走・東風S(OP・中山芝1,600M、4着)は直線だけで遥か前を行く逃げ馬との差を詰めて0秒7差。この時の上がり34秒1は最速。前々走・キャピタルS(OP・中山芝1,600M、4着)でも単騎の逃げ馬相手に上がり最速の34秒6の末脚を繰り出して0秒2差。明確な逃げ馬のいない今回は決め手の差で上位食い込みも。 ハミとブリンカーに手を施してきたグラスワールドはそこまでしないと直線でヨレる悪癖を修正できないということの裏返しなので敬遠してみる。矯正具をつけたからといって一変するとは限らない。テレグノシスは前走の負けが不甲斐ないため早々に狙いから除外。ハッピーパスは前走で本命にしてみてペリエ騎手が騎乗しない限り不要との結論に達したため得意のマイル戦でも見送る。 ミデオンビットは個人的に注目している一頭。番手に控えた時の安定性はピカイチ。折り合えば直線で抜け出してしぶとく粘り込む。ただどちらかといえばスピードにモノを言わせて押し切ってしまうタイプだけに荒れた馬場や重馬場は不向きかもしれないということでここは見送る。ここを叩いた次に期待。 ◎メジロマイヤー ○オースミコスモ ▲エリモピクシー △ダンツジャッジ ■馬券構築 メジロマイヤーから馬複流し。 [馬複] メジロマイヤー−オースミコスモ 40% [馬複] メジロマイヤー−エリモピクシー 30% [馬複] メジロマイヤー−ダンツジャッジ 30% |