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第77回中山記念(GII) 2003年3月2日(Sun) 中山芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (混)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | タイキリオン | 差 | 89 | 一発屋。NZT勝ち以降の3戦は振るわず。 | |
2 | 2 | ローエングリン | 逃 | 99 | ハイペースの前走評価。今回も単騎逃げ可能。 | ◎ |
3 | 3 | ファイトコマンダー | 先 | 90 | 先行天国の前走で直線後退は大いに不満。 | |
4 | 4 | メジロロンザン | 先 | 87 | 湿った馬場&斤量6kg増&休み明け。厳しい。 | |
5 | 5 | ダイワジアン | 先 | 94 | 前走太目の叩き2走目だがさすがに相手強い。 | |
6 | ユキノサンロイヤル | 先 | 91 | 距離・コース実績あるが別定重賞は荷が重い。 | ||
6 | 7 | ラスカルスズカ | 先 | − | 昨年3着からのぶっつけ。様子見が妥当。 | |
8 | タイガーカフェ | 先 | 95 | 中山巧者だが重賞ではワンパンチ足りない。 | ||
7 | 9 | バランスオブゲーム | 先 | 94 | 昨年GII2勝も緩い流れ。ポン駆け利くが。 | |
10 | テレグノシス | 追 | 98 | ここ2戦は差して届かず。位置取り次第で浮上。 | ▲ | |
8 | 11 | トウカイポイント | 差 | 99 | 昨年の覇者。この距離は5戦オール連対。 | ○ |
12 | デュランダル | 追 | 94 | 末脚強烈だが距離延長と斤量増で相殺か。 | △ |
■レース展望 オープン大将卒業へ・重賞獲りに単騎邁進ローエングリン |
■予想構築 前走に引き続きローエングリンの単騎逃げが濃厚。先行馬は数こそ多いが無理に競りかけていきそうな馬は見当たらない。好位につけた馬が早めにローエングリンを捕らえに行ったところで後方各馬が襲い掛かる展開を想定。 軸はローエングリン。前走・東京新聞杯(GIII・中山芝1,600M、2着)は前走1,000M通過57秒1で飛ばしながら着差無しと健闘。何かが競りかけていかない限りは潰れそうにない。直近3走の上がりがそれぞれ35秒3、35秒0、35秒2。机上の計算によれば後方から差すには前走のボールドブライアン並の豪脚が必要。当面の強敵トウカイポイント、テレグノシスが休み明けとなれば悠々逃げ切りまで考えられる。 相手筆頭はトウカイポイント。富士S(GIII・中山芝1,600M、5着)と香港C(GI・香港芝1,600M、3着)で致命的な不利を受けながらゴール前で鋭く詰め寄っている点を評価。得意距離に戻り、きっちり結果を出しておきたいところ。今回も好位がゴチャつきそうなので蛯名騎手の手綱捌き次第。 単穴はテレグノシス。NHKマイルC(GI・東京芝1,600M、1着)こそ上手く内を捌いて進出したが、富士S(GIII・中山芝1,600M、4着)、マイルCS(GI・京都芝1,600M、4着)では外に回って差し届かず。外枠を引き、今回も外から追い出すようでは2着はあっても差し切るまでは辛いかも。 連下にデュランダル。このメンバーに入ると重賞実績で見劣るが、全兄サイキョウサンデーよりは距離に融通性が見出せる。何より過去8戦中7戦で上がり最速、残り1回も上がり2位のキレは脅威。東京新聞杯でゴボウ抜きを演じたキレ馬ボールドブライアンに重ねて考えれば狙いに挙げても妙味か。 ◎ローエングリン ○トウカイポイント ▲テレグノシス △デュランダル ■馬券構築 ローエングリンから馬複流し。前走のようなこともあるので差し切りのリスクも加味しておく。 [馬複] ローエングリン−トウカイポイント 50% [馬複] ローエングリン−テレグノシス 30% [馬複] ローエングリン−デュランダル 20% |