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第17回根岸S(GIII)
2003年2月1日(Sat) 中山ダート1,200M 4歳以上オープン 別定 (混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 シャンハイダロン 103 いきなり走る傾向あるも前行く馬揃っただけに。  
2 エンドレスデザート 98 前走タガノとやりあって沈没。今回も展開苦しく。  
2 3 サクセスビューティ 85 4戦連続で惨敗。逃げバテ多くこの相手は無理。  
4 シャドウスケイプ 97 この距離はよく走る。差し脚鋭く引き続き期待。
3 5 タガノチャーリーズ 102 競りかけられたら抑えきれない。同型の出方次第。  
6 ノボトゥルー 108 前走でNPサートを下す。短距離なら安定味増す。
4 7 サウスヴィグラス 100 交流重賞4連勝中。実績あるコースで好勝負。
8 ドラゴンマックス 95 ミスプロ系の距離短縮で一発ありそうな感じ。  
5 9 ディバインシルバー 105 前走控える競馬も中途半端。急坂も良くない。  
10 スターキングマン 96 前走上がり最速も4kg増では差し脚鈍りそう。  
6 11 サンエムキング 4年前に高崎へ移籍。中央の一線級相手では。  
12 ノボジャック 98 近走内容からして59kgはいかにも重い印象あり。  
7 13 ダイワルージュ 95 先行して淡白。初ダートでも変わり身無さそうで。  
14 ニホンピロサート 104 前走早め仕掛けで完勝。斤量据え置きで連勝可。
8 15 シベリアンメドウ 96 速い時計勝負は苦手か。ここでの3kg増は痛い。  
16 ヤマカツスズラン 105 前走楽勝もこのメンバー相手に逃げ切りは困難。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 別定替わりで連勝濃厚・ニホンピロサート
■予想構築

 先日行われたガーネットSにも増して前に行く馬が集結。ただ逃げ馬の中には有力馬も何頭か含まれており、その全てが何が何でもハナへという馬ではない。逃げ・先行馬総崩れとまではいかず、前走のニホンピロサートのような好位抜け出しの競馬で決着しそう。

 軸は前走で横綱競馬を披露したニホンピロサート。ガーネットSで後続に0秒7以上の差をつけている上に負担斤量は57kgで据え置きで引き続き狙いが立つ。前走がハンデ戦ということで同レース対戦馬は軒並み負担斤量がアップするだけに、同レース出走馬の逆転は単純に難しいと考えておきたい。展開面も前走ほど極端な流れにはならないと思うが、前に行く馬が揃っているだけに逃げ一辺倒では厳しそう。

 相手本線はガーネットS非出走馬の中からチョイス。昨年東京ダート1,400Mで実施された同レースで直線好位から抜け出したノボトゥルー、サウスヴィグラス。ノボトゥルーは馬場適性の差があったかもしれないが前走でニホンピロサートより2kg背負いながら1秒0離して勝利しており、力量差で対抗評価。急坂コースの中山でどこまで迫れるかが焦点。サウスヴィグラスはガーネットS4着ディバインシルバーに度々先着、この距離9勝、中山【3・0・1・0】(75.0%)から複勝圏内が有力視される。鉄砲もそこそこ利くだけに仕上がり次第では好位から押し切るシーンも。またガーネットS出走馬でもシャドウスケイプはこの距離で安定した活躍をみせているだけに軽視は出来ない。ただ前走2着とはいえ敗戦差0秒7と完敗を喫しており、負担斤量も2kg増すため前走より2ランク評価を落として抑える。

 一発臭いのはドラゴンマックスか。ガーネットSで3着に入って波乱を演出したスターキングマンと同じ人気薄のミスプロ系。また中距離路線からの距離短縮。休養前に東京大賞典2着ビワシンセイキ相手に逃げ切り勝ちを収めている。中団に控えてもかなり良い脚が使えるだけにワイド・3連複の穴として一考。

◎ニホンピロサート
○ノボトゥルー
▲サウスヴィグラス
△シャドウスケイプ


■馬券構築

 前走完勝のニホンピロサートを信頼して馬単1着流し。

[馬単] ニホンピロサート→ノボトゥルー 40%
[馬単] ニホンピロサート→サウスヴィグラス 40%
[馬単] ニホンピロサート→シャドウスケイプ 20%


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