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第10回平安S(GIII)
2003年1月26日(Sun) 京都ダート1,800M 4歳以上オープン 別定 (混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ミラクルオペラ 仕上がりまずまずも鉄砲走るだけに注意必要。
2 ブラウンシャトレー 96 そこそこ上位には来るが勝ち切るまではいかない。  
2 3 ホウシュウタイム 笠松で活躍も中央では過去に力負けしている。  
4 テンリットル 94 ホウシュウタイムと同じく中央では過去に力負け有。  
3 5 モノポライザー 99 クラシック→マイル→ダート。もはや落ち武者。  
6 マルタカサイレンス (出走取消)
4 7 ビワシンセイキ 93 戦法自在。上がりの脚もハイレベルで安定。
8 サンフォードシチー 95 近走不振。決め手も失われつつあるだけに。  
5 9 クーリンガー 85 前走シンガリ負け。京都替わりもプラスではなく。  
10 マイネルブライアン 98 先行抜け出しで実績築く。昨年と同じ臨戦過程。
6 11 クロノスシチー 92 前走勝利もオープンクラスで戦うには物足りない。  
12 スマートボーイ 100 気分良く行ければ多少早いペースでも残る。  
7 13 アルアラン 100 ジャパンCダートで惨敗しているだけに出方が問題。  
14 レギュラーメンバー 1年超の休み明け。同型との兼ね合いも厳しく。  
8 15 エアピエール 99 決め手はそこそこある。前走敗退をどう見るか。  
16 ハギノハイグレイド 103 差し脚強力。京都替わりで直近2走は度外視可。
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ベテルギウスS勝ち馬を狙え・マイネルブライアン
■予想構築

 クーリンガーやアルアラン辺りが先頭を窺うが、ハナに拘りたいスマートボーイが出鞭連発でハナに立つ。これには長期休養明けのレギュラーメンバーも絡んでいきそうでテンからペースは上がりそう。これら逃げ馬勢の直後にマイネルブライアンがつけ、東京大賞典で先行したビワシンセイキは中団待機。後半にかけてもペースは緩みそうに無く、ビワシンセイキの仕掛けに連動した競り合いが濃厚。

 過去9年の平安Sの傾向を紐解くと以下のようになる。
  • 阪神のOP特別ベテルギウスS勝ち馬が創設以来2年連続で連対。
    ―→新傾向。施行場は違えど距離は同じということで、重要な臨戦過程になる可能性を秘めている。今年の勝ち馬マイネルブライアンに注目。ちなみに同馬は昨年もベテルギウスSを勝っており、平安Sで2着に入っている。
  • 勝ち馬10頭はいずれも中3〜6週のローテからの臨戦。
    ―→中2ヶ月以上の休み明けは【0・0・0・14】(0.0%)。休み明けは大幅なマイナス。ミラクルオペラ、レギュラーメンバーはどうか。またジャパンCダートを経由して中8週となるスマートボーイ、ハギノハイグレイドも暮れの開催を使っていないということで割引が必要になる。
  • 前走二桁着順からの巻き返しは厳しい。
    ―→前走二桁着順は【0・0・0・23】(0.0%)。 適度なローテーションに関連して近走の勢いも重視される。クーリンガー、レギュラーメンバーは消える。
  • ミスプロ系種牡馬の産駒、若しくはブライアンズタイム産駒が狙い目。
    ―→過去5年でミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が5連対(3勝)、ブライアンズタイム産駒が3連対(1勝)。中心はこの2つの系統・種牡馬ということになる。ミスプロ系種牡馬の産駒テンリットル、ビワシンセイキ、クーリンガーとブライアンズタイム産駒マイネルブライアンに注目。
 大荒れとまではいかなくても少々波乱含みの一戦。軸はマイネルブライアン。1,000M通過が60秒を切った武蔵野Sでも好位抜け出しで2着に来ているように、堅実な追走振りには好感が持てる。相手は勢いが止まらないビワシンセイキ、京都替わりで一気に巻き返してきそうなハギノハイグレイド、休み明けでも展開利と鉄砲利くミラクルオペラ。

◎マイネルブライアン
○ビワシンセイキ
▲ハギノハイグレイド
△ミラクルオペラ


■馬券構築

 先行馬マイネルブライアンから差し馬へ馬複流し。

[馬複] マイネルブライアン−ビワシンセイキ 50%
[馬複] マイネルブライアン−ハギノハイグレイド 30%
[馬複] マイネルブライアン−ミラクルオペラ 20%


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