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第47回愛知杯(GIII)
2009年12月19日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (牝)(国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   3 6 リトルアマポーラ 牝4 56.5kg 中舘英二 1.59.7 478kg(+6) 4
2 2 3 ブラボーデイジー 牝4 55.0kg 北村友一 1.59.7 クビ 534kg(+8) 7
3 1 2 メイショウベルーガ 牝4 54.0kg 池添謙一 1.59.8 クビ 500kg(+2) 1
4   1 1 ヒカルアマランサス 牝3 52.0kg 藤岡康太 1.59.8 ハナ 462kg(+2) 3
5   8 18 ニシノブルームーン 牝5 53.0kg 北村宏司 2.00.1 1 3/4 466kg(+4) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のもので確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 11.2 - 11.9 - 13.3 - 12.6 - 11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.6 - 11.7
上がり 4F 46.4 - 3F 34.7
1コーナー 3(5,6,15)(7,17)(1,14)2,18(4,9)(13,12)(10,11,16)-8
2コーナー 3,6(5,15)(7,17)(1,2,14)18(4,9)(13,12)(10,11,16)-8
3コーナー (*3,6)15(5,7)17(1,2,14)18(4,12,9)(11,16,8)13,10
4コーナー (*3,6)15(5,7)(1,2,14,17)18(4,12,9)(11,8)16-10-13

■レース回顧 2番手ガッチリで仕事キッチリ・GI馬復権リトルアマポーラ!
■レース解説

 ブラボーデイジーとリトルアマポーラが並んで前に出る。レインダンス、セラフィックロンプがこれらに続く。ウェディングフジコは5番手、メイショウベルーガはヒカルアマランサスと並んで中団の内につける。クラウンプリンセスはアルコセニョーラと並んで後方の外、ムードインディゴが僅かに最後方。ブラボーデイジー先頭で3コーナーを通過、リトルアマポーラ、レインダンスが押してこの直後に入る。マイネレーツェル、ムードインディゴら後続勢が外を回して直線に向く。ブラボーデイジーが依然先頭、リトルアマポーラが差の無い2番手からこれを追う。残り100Mでリトルアマポーラがブラボーデイジーを交わして先頭に替わり、尚も粘るブラボーデイジーを振り切ってゴール。


■レース回顧

 ハズレ。また前残りかよ。メイショウベルーガもそれなりに前につけてたんだけどね…。(´・ω・`)

 ブラボーデイジー、リトルアマポーラ、レインダンス。先行争いを演じたのはこの3頭だけ。他はダラダラと付いていった。メイショウベルーガも内を掬って中団付近につけていたがこれでも甘い。ムードインディゴは1コーナーを回るところで無いな、と思った。ブラボーデイジーの逃げ方が緩い。2番手追走のリトルアマポーラが意気込んで前に出てしまいそうな位に緩い。とてつもなくつまらない競馬の予感。

 ブラボーデイジーが緩い逃げを打っても、後続は黙々とこれについて行くのみ。ブラボーデイジーが栓の役目を果たして、2番手以降はごった返していた。ムードインディゴは既に終了、クラウンプリンセスも後方の外では話にならない。これも終了。何というか、お金を返して貰いたかった。1,000円もあれば松屋でたらふく贅沢が出来るのに。

 中京芝2,000Mでハナを奪った馬がこんなに楽をしているのを初めて見たかもしれない。とにかくブラボーデイジーはリラックスして逃げていた。リトルアマポーラのほうが先に動いて、いよいよ前残りの様相が濃くなり始めた。メイショウベルーガも既に余裕が無く、前に取り残されないようにと必死だった。それより後ろの連中はもっと必死。アルコセニョーラに至っては鞭まで入っていた。

 後ろの馬は全力で追って大外をぶん回さざるを得ない状況まで追い込まれていたのに、前の馬は終始楽をしていた上に最内を回れていた。さあ、どちらが有利でしょう?って、競馬を知らない小学生に聞いても分かる。ブラボーデイジーが止まらない。リトルアマポーラも止まらない。メイショウベルーガは外に進路を取って懸命に追い上げたものの、前の2頭が止まらない。

 前半1,000Mが61秒5、後半1,000Mが58秒2と内容的には上がりの競馬。リトルアマポーラの上がり3ハロンが34秒6、最速の上がりを繰り出したメイショウベルーガとヒカルアマランサスが34秒3。つまり、ラスト600Mでコンマ3秒しか挽回出来なかったことになる。エリザベス女王杯ほどあからさまではなかったにせよ、今回も後ろから行った馬には厳しいレースになった。つまらなさ過ぎて泣けてきた。


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