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第2回カペラS(GIII)
2009年12月13日(Sun) 中山ダート1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 4 ミリオンディスク 牡5 54.0kg 村田一誠 1.09.6 530kg(0) 5
2 4 7 ダイワディライト 牡5 54.0kg 後藤浩輝 1.09.6 クビ 508kg(+6) 1
3   6 11 グランドラッチ 牡4 54.0kg 柴田善臣 1.09.7 クビ 552kg(-2) 11
4   8 16 アウトクラトール 牡4 54.0kg 田中勝春 1.10.0 2 478kg(+4) 7
5 3 6 アイルラヴァゲイン 牡7 54.0kg 津村明秀 1.10.1 クビ 512kg(-8) 9
※ レース結果は必ず主催者発表のもので確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重)
ハロンタイム 12.1 - 10.4 - 11.1 - 12.0 - 11.8 - 12.2
上がり 4F 47.1 - 3F 36.0
3コーナー 6,7,16(3,4,11)(1,2,9,13,10)(5,8,12)15,14
4コーナー 6,7(16,11)(3,4)(1,2,9,13,10)(5,8,12)15,14

■レース回顧 平均ペースで手応え十分・内を掬って勝利掴んだミリオンディスク!
■レース解説

 アウトクラトール、フジノウェーブが好スタート。アイルラヴァゲイン、ダイワディライト、サンエムパームが加わっての先行争いから、僅かにアイルラヴァゲインが抜けてハナを奪う。ミリオンディスクはこれらの直後を追走。スリーアベニューは中団の内、グランドラッチとエノクはその外を進む。ラインプレアーが3コーナー過ぎから仕掛けて上がっていく。ワイルドワンダーは後方の内で待機。アイルラヴァゲインが先頭、ダイワディライトがこれに並びかけながら直線に向く。ダイワディライト、アウトクラトール、グランドラッチがアイルラヴァゲインに迫っていく。ミリオンディスクも最内から追い上げる。ダイワディライトが一旦抜け出すも、ミリオンディスクがダイワディライトを内から捉えて交わす。


■レース回顧

 3連複3着抜けハズレ。馬連なら本線的中でも3連複は3着が抜けたらゴミ。(´;ω;`)シクシク

 大外枠を懸念して狙いから外したアウトクラトールが好スタートを決めて前へ。スタート直後の芝を活かしてアイルラヴァゲインとダイワディライトも前に出てきた。サンエムパームはこれらからハナを奪えず、結局アイルラヴァゲインがハナ。ダイワディライトは直後でこれをマーク。ガリガリ張り合うような気配は無し。よし、それでいい。

 スリーアベニューは普段よりも前につけていた。ワイルドワンダーは後ろから数えたほうが早い位置。いずれも内につけていて、上手く抜け出て来られるかが焦点。いや、上手く抜け出せてもキツいかもしれない。というのも、前がかなり楽をしていた。4コーナーに差し掛かっても前に行く馬の手応えに変化無し。むしろ中団待機のエノクやラインプレアー辺りが既に動いていた。

 アイルラヴァゲインのリードはあっさり縮小。ダイワディライト、アウトクラトール、グランドラッチが追い上げて、これらの直後からミリオンディスクもやってきた。これら5頭が後続を離してのデッドヒート。アウトクラトールとアイルラヴァゲインが遅れて、ダイワディライトがグランドラッチを抑えて先頭に立ったかというところへミリオンディスクが強襲。この間、僅か3秒足らず。

 テン3ハロン33秒6は昨年(32秒7)を考えれば常識的なペース。先行争いも激しくならず、淡々と流れた結果、4コーナーで前にいた馬がそのまま上位を独占した。ミリオンディスクは坂下で一瞬前が狭くなりながら、アイルラヴァゲインの失速に合わせて最内に切り返して突き抜けた。ダイワディライトは外のグランドラッチに意識が行って、内への注意が途切れたところをミリオンディスクに掬われた。

 後続(=6番手以降)は蚊帳の外。ただエノクは4コーナーから追い通しながらジリジリ伸びて6着。強行軍で後ろから行ってこの内容なら合格点を付けたい。スリーアベニューは内を通す工夫をしていたものの、普段と異なる位置取りで弾けなかった。ワイルドワンダーもスリーアベニューと同じく内を通って脚を溜めてと工夫しながら直線は付いていくだけで終わった。


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