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第14回KBS京都賞ファンタジーS(JpnIII) 2009年11月8日(Sun) 京都芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ☆ | 5 | 10 | タガノエリザベート | 牝2 | 54.0kg | 川田将雅 | 1.21.2 | − | 488kg(+2) | 8 |
2 | 8 | 16 | ベストクルーズ | 牝2 | 54.0kg | 安藤勝己 | 1.21.3 | 3/4 | 436kg(-2) | 5 | |
3 | 8 | 15 | グレナディーン | 牝2 | 54.0kg | 武豊 | 1.21.5 | 1 1/2 | 452kg(-10) | 3 | |
4 | ◎ | 2 | 3 | ラナンキュラス | 牝2 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.21.6 | 3/4 | 440kg(+4) | 1 |
5 | 1 | 2 | ユメノキラメキ | 牝2 | 54.0kg | 和田竜二 | 1.21.7 | クビ | 458kg(-2) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.7 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 11.5 上がり 4F 46.7 - 3F 34.7 3コーナー 2,15(3,5)(1,4,11,16)(6,13)(7,14)(8,9,12)-10 4コーナー 2,15(3,5)(4,11,16)1(6,13)(7,14)(9,12)8,10 |
■レース回顧 最後方待機で目覚めた豪脚・直線一気に貫いたタガノエリザベート! |
■レース解説 グレナディーンが好スタート。カレンナホホエミと先行争い。内からユメノキラメキ、ラナンキュラス、ラブグランデーらも前に行く。ベストクルーズは中団の外、ステラリードとスイートエスケープはその直後を進む。タガノエリザベートは少し離れた最後方に構える。ユメノキラメキが先頭、ラナンキュラスとグレナディーンが2番手で並んで直線に向く。グレナディーンがラナンキュラスに先んじて前を追う。外からベストクルーズも追い上げていく。ベストクルーズがグレナディーンらを交わすも、大外からタガノエリザベートが猛追、物凄い脚でまとめて差し切る。 ■レース回顧 ハズレ。「グラマー好走説」パネーっス。タガノエリザベートの脚もパネーっス。(゜д゜) 毎週の重賞を分析していく中で「ファンタジーS・グラマー好走説」だけは本当に意味不明で、何故来るのか説明が付かない。おそらくは偶然が積み重なっただけで出目や語呂合わせと大差無いのだろうが、競馬(ギャンブル)は当ててナンボで、あれこれ詳細に論理立てても当たらなければゴミなのだからこれはこれでいいのかもしれない。勿論、考察の末にタガノエリザベートを導き出せるのがベスト。 外枠各馬が総じて好スタート。グレナディーンは行き脚が付いて意図することなく先行争いに加わっていった。これとは逆にラナンキュラスは今回も行き脚がつかず、福永騎手が押して前に出てきた。無理をした感はなく、単独3番手を確保した後はリラックスして走っていた。ステラリードはスタート直前に落鉄していたようにテンションが高く、岩田騎手は馬群に入れて落ち着かせようと苦心していた。 中団以降が固まって推移する中、タガノエリザベートは最後方。溜めたら伸びそうなだけに、この決め打ちは興味津々。ユメノキラメキの直後でラナンキュラスとグレナディーンが並んで虎視眈々、ベストクルーズは中団から外を回して進出。タガノエリザベートは最後方から大外を回していた。この時、前から後ろまで10馬身の圏内。 ラナンキュラスとグレナディーン。先に抜け出したのはラナンキュラス…ではなくグレナディーン。あれ?ラナンキュラスは鞭が入っているにも関わらずグレナディーンに離されていった。おいおい四位、魂込めて追えや!しかし外のベストクルーズの脚色が良く、2着も怪しい状況。…いや、3着も無理。というのも、大外から飛んできた馬の脚色がヤバい。ヤバいというより、おかしい。何これ?チート? タガノエリザベートは最後方にデンと構えて、大外から15頭をまとめて差し切り。末脚自慢を生み出すことにかけては定評のあるマツパク(松田博資調教師)がまた一頭凄いのをターフに送り込んできた。2着ベストクルーズもマツパクの管理馬。終始外を立ち回りながら4コーナーを持ったままで上がってきて、直線半ばまで鞭無しで追い上げていた。例年ならこの馬も勝ち馬級。 グレナディーンは前半のリードが活かせた形。ジリジリとしか伸びず、ゴール前でタガノエリザベートとベストクルーズに一気に離されてしまった。半姉のルミナスハーバー(父アグネスタキオン)もどちらかといえばジリだった。ラナンキュラスはスタートが遅かった他、4コーナーで手が動き始めていた。グレナディーンに終始馬体を併せられ、スタミナを剥ぎ取られたように伸びなかった。 ステラリードは馬群に入れて落ち着きを取り戻していたものの、直線で追い出すとやはり頭が高くなっていた。シャドーロールを用いるなどして頭を低くするように仕向ければもっと走りそうだが…。スイートエスケープは前走のような弾ける手応えは鳴りを潜め、付いて回るだけ。距離が長いのだろうか。ラブグランデーは残り200Mで逆噴射、終わってみればブービー。何とも解せない。 この日はGIの合間を見計らって京都へ行ってきた。京都に行くのはディープインパクトが勝った菊花賞以来4年振り。手始めに4レース(障害戦)をパドックだけ見て予想。…3番クロニクルが来る!結果、大差のシンガリ負け。………。5レース(メイクデビュー)もパドックだけ見て予想。7番ジョニーガンバがよく見える。応援馬券を買って応援。ガンバ頑張れ!結果、ブービー負け。………。帰ろうかな。 6レースはやり過ごして昼食。カツカレーではなくラーメンにしたのが悪かったのか(関係無い)、その後も負け続けた。というか、新聞(競馬ブック)通りに買ってたら当たりまくっていた。3連複5頭ボックス(10点買い)で6レースは万馬券、8レースは6,680円。9レースは競馬ブックの買い目に乗ったら当たった。2,390円あざーっす。ちなみに10レースは勝ち馬(エノク)が抜けて外れた。チッ。 新聞は競馬ブックの他に競馬エイトも買っていた。競馬新聞だけで900円も払うって我ながらリッチだなぁ。競馬エイトのファンタジーS本紙予想は◎タガノエリザベート。俺も買うぞタガノエリザベート。でも軸で買うのはなぁ。ラナンキュラスの3着以内は堅いんだから、ラナンキュラスから流すべきだろ。…この自信はどこから出てきたのだろうか。この日の自分はとことん裏目に出ていたことを忘れていた。結果を目の当たりにして苦笑いした後、最終レースをスルーして涙目で帰途に着いたのは言うまでもない。 ≪おまけ≫ プゲラッチョ馬券ギャラリー がんばれラナンキュラス!俺がついてるぞ! ラナンキュラスが3着以下は無いやろ。8枠2頭も抑えで買っとくか。 |