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第13回シリウスS(GIII)
2009年10月3日(Sat) 阪神ダート2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 8 16 ワンダーアキュート 牡3 54.0kg 和田竜二 2.04.5 502kg(-2) 3
2   6 11 ダークメッセージ 牡6 56.0kg 佐藤哲三 2.05.0 3 486kg(0) 8
3   1 1 ゴールデンチケット 牡3 55.0kg 武豊 2.05.0 クビ 470kg(0) 4
4   4 8 エプソムアーロン 牡5 55.0kg 角田晃一 2.05.1 クビ 488kg(-16) 9
5 5 9 ワンダースピード 牡7 58.5kg 小牧太 2.05.1 クビ 478kg(-2) 1
※ レース結果は必ず主催者発表のもので確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:稍重)
ハロンタイム 12.6 - 11.4 - 11.7 - 13.8 - 13.1 - 12.5 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 12.5
上がり 4F 49.4 - 3F 37.2
1コーナー 5(1,13)(3,16)(9,14)15,7(4,11)(6,10,12)8-2
2コーナー 5,1,13(3,16)(9,14)7(11,15)(4,10)(6,12)8-2
3コーナー (*5,1,13)12(3,16)14(7,9)(11,15)(6,10,8)4,2
4コーナー (*5,1)(16,13,14)(3,12)(7,9,8)11(6,2)(4,15)10

■レース回顧 圧勝の勢いそのままに・強敵相手に難なく楽勝ワンダーアキュート!
■レース解説

 トシナギサとゴールデンチケットがハナを窺う。アドマイヤダンク、ワンダーアキュートも前に行く。最初のコーナーでトシナギサが先頭。ゴールデンチケットが差の無い2番手、アドマイヤダンクが3番手。ワンダーアキュートとナムラハンターが並んで4番手。ワンダースピードは中団馬群の中、ダークメッセージはこの後ろを進む。シルククルセイダーが後方から捲り気味に進出。トシナギサが僅かに先頭、ゴールデンチケットが並びかけて直線に向く。ゴールデンチケットが抜け出して先頭、ワンダーアキュートが内に進路を変えて追い上げる。ワンダーアキュートがゴールデンチケットを交わして差を広げ、エプソムアーロンとダークメッセージが突っ込んで際どくなる2着争いを尻目に楽勝。


■レース回顧

 ハズレ。世代交代来ましたか。ところでお兄さんは何で後ろに下げたんだろう?(´・ω・`)

 トシナギサがスタート直後の芝で勢いをつけて先頭。ゴールデンチケットも難なく前に出てきた。外から遅れてワンダースピード、アドマイヤダンク、ワンダーアキュートもやってきた。しかしワンダースピードは自制して後ろに下がっていった。あれ?斤量背負っているのにちょっと慎重過ぎやしませんか?この時点で既に嫌な予感がした。

 トシナギサは例の如く緩い逃げを展開。ゴールデンチケットもハナに立とうと思えば立てただろうが、手綱を締めてジッと我慢。ワンダースピードはワンダーアキュートの直後を追走。道中動きがあったのは外を捲っていったシルククルセイダー位で、殆どの馬がトシナギサ主導の緩い流れに黙ってついて行った。つまらんといえばつまらんが、距離が長いし仕方無い。

 3コーナー過ぎのペースアップを迎え、3番手追走のアドマイヤダンクが追っ付け始めた。最内を通ったナムラハンターも手応えが怪しい。そしてワンダースピード。手綱が動いていたがこれはいつもの事。小牧騎手は外に持ち出したかったようだが、後ろの様子を一瞥して断念。クリーンやエプソムアーロンらが外から勢い良く捲っていくのを指をくわえて見守るしかなかった。

 前ではゴールデンチケットがトシナギサに代わって先頭。道中ずっとセーブしていたので手応えは楽。トシナギサはタレて後退、最内に一頭分のスペースが開いた。そこへ突っ込んだのがワンダーアキュート。ゴールデンチケットを楽々と交わして先頭に立つと、後は独走だった。ダークメッセージが外から突っ込んで2着、ゴールデンチケットは力尽きそうになりながらも3着は死守。

 最初のコーナーで流れが緩み、1,000M通過62秒6のスローペース。ワンダーアキュートは前走で似たような流れを圧勝したばかりで、このパフォーマンスは改めて驚くほどでもなかった。兄に似て跳びが大きく力強い走り方。ダークメッセージは手応えが良くないなりによく伸びてきた。昨年の3着馬が8番人気。休み明け?急仕上げ?人気無かったらつべこべ言わずに黙って買え!

 ワンダースピードは馬群を割っていい感じで上がってきたかと思いきや、坂の上りに差し掛かった辺りで勢いが無くなった。序盤で下げて、勝負どころで好位が取れなかった以上負けて当然。クリールパッションは直線で内に入れての追い上げも、最後まで伸びるところなく凡退。やはり距離か。ナムラハンターは直線でクリールパッションに進路を割り込まれたところで走る気を無くしていた。


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