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第54回京成杯オータムハンデ(GIII)
2009年9月13日(Sun) 中山芝1,600M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 3 ザレマ 牝5 56.0kg 内田博幸 1.32.1 526kg(-12) 2
2   4 7 アップドラフト セ7 53.0kg 吉田豊 1.32.3 1 1/2 488kg(-12) 14
3 7 14 マイネルスケルツィ 牡6 57.0kg 石橋脩 1.32.4 1/2 516kg(-6) 3
4   1 1 ケイアイライジン 牡3 56.0kg 柴田善臣 1.32.4 クビ 488kg(-2) 4
5 5 10 サイレントプライド 牡6 56.0kg 横山典弘 1.32.4 ハナ 482kg(-10) 7
※ レース結果は必ず主催者発表のもので確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.7 - 10.5 - 10.9 - 11.2 - 11.5 - 11.6 - 11.8 - 11.9
上がり 4F 46.8 - 3F 35.3
2コーナー 9(3,6,10,14)(8,11,15,16)7(2,12,13)5,1,4
3コーナー 9(3,10,14)(6,15)(7,11,16)8(5,13)2(1,12)4
4コーナー (*9,10,14)3(6,15)(7,11)(8,16)(2,1,5,13)(12,4)

■レース回顧 捉えて交わして突き抜けた・14度目の挑戦で万感の重賞制覇ザレマ!
■レース解説

 ケイアイライジンがスタート直後に躓いて後方からの競馬。シンボリウエストがハナを奪う。サイレントプライドが単独2番手に上がり、ザレマは3番手で続く。マイネルスケルツィもザレマに並びかけて3番手につける。ヒカルオオゾラは7〜8番手の外で抑えて追走。タマモナイスプレイは中団、アップドラフトはその内につける。エフティマイアはこの後ろ。ショウワモダンは最後方待機。シンボリグランが先頭、サイレントプライド、マイネルスケルツィが並びかけて直線に向く。サイレントプライドが抜け出し、マイネルスケルツィがこれを追う。ザレマも外に持ち出して接近。ザレマが内の2頭をまとめて交わし、そのまま突き抜けてゴール。


■レース回顧

 ハズレ。よし、アップドラフトでかした!これなら外しても目立たない!\(^o^)/わーい

 スタートしてザレマが行く気をみせていたが、大方の予想通りシンボリウエストがハナへ。サイレントプライドも早速前に出てきた。ザレマはこれらに先を譲って3番手。マイネルスケルツィも後から3番手に押し上げてきた。ヒカルオオゾラは外にシンボリグランを置いて中団、手綱を絞って折り合い重視の追走。前につけて2着、最後方付近から追い込んでも2着。ならば中団からということらしいが、なんか微妙。

 1,000M通過は57秒を切るぐらい(56秒8)。まずまず速い。サイレントプライドは手が動いていた。マイネルスケルツィはこの外でまだ余裕。ヒカルオオゾラは折り合いがついていたものの、未だ馬群の中。前は塞がっていて、外はバトルバニヤンが蓋になって出られない。前からはおよそ5馬身。これは軽く終わった。先頭はサイレントプライド。やっぱりコイツか…。

 サイレントプライドは先頭に立った後が平凡で、坂下でマイネルスケルツィに並びかけられた。そしてその外から差してくる馬が見えた。…ザレマ?鞭を入れて更に加速、気付けば1馬身半も千切っていた。先に抜けたら何かに差され、後ろから行ったら届かず。前走横並びの状態から抜けられなかったあのザレマがこのレース振り。ちょっと感動した。内枠先行の利を差し引いても1分32秒1なら文句無し。

 アップドラフトが内を掬って2着。都大路Sで今回と同じ53kgを背負ってコンマ5秒差の5着があるように一部納得する部分もあったにせよ、これを狙うのは無理。レジネッタの従兄にあたる伏兵が波乱を演出した。マイネルスケルツィは先に動いた分ラストで差し込まれた感。元々決め手が無い馬で、じっくり乗ったところで結果は変わらなかったと思う。ザレマと枠順が逆ならもっと際どかったかもしれない。

 サイレントプライドはラスト失速する形で5着。久々で58kgを背負ってコンマ3秒差なら上出来。タマモナイスプレイはアップドラフトと同じような脚色ながら、ゴール前で突き放された。この馬なりには走っている。ヒカルオオゾラは道中の位置取りもさることながら、4コーナーで周りが壁。外に持ち出して追い出してもモタモタして加速が乗らず終い。こんなことなら最初から行かせても良かったと思うが…。


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