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第45回新潟記念(GIII) 2009年8月30日(Sun) 新潟芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ☆ | 3 | 5 | ホッコーパドゥシャ | 牡7 | 56.5kg | 江田照男 | 1.59.6 | − | 476kg(-6) | 5 |
2 | 3 | 6 | サンライズベガ | 牡5 | 54.0kg | 池添謙一 | 1.59.6 | クビ | 494kg(+6) | 6 | |
3 | 4 | 8 | メイショウレガーロ | 牡5 | 55.0kg | 村田一誠 | 1.59.7 | 1/2 | 464kg(+4) | 12 | |
4 | 8 | 16 | エアシェイディ | 牡8 | 58.0kg | 後藤浩輝 | 1.59.7 | アタマ | 492kg(-4) | 3 | |
5 | △ | 6 | 11 | アルコセニョーラ | 牝5 | 54.0kg | 武士沢友治 | 1.59.7 | アタマ | 432kg(+10) | 1 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 13.1 - 11.4 - 12.1 - 12.2 - 13.0 - 12.6 - 11.7 - 10.9 - 10.4 - 12.2 上がり 4F 45.2 - 3F 33.5 3コーナー 8(6,10,12)14(1,5,17)(11,7,18)3(9,13)(2,15,16)4 4コーナー 8,10(6,12)(1,14)5(3,11,17)(7,18)(2,9)13(15,16)4 |
■レース回顧 接戦の惜敗続きに終止符・接戦を制して逆転優勝ホッコーパドゥシャ! |
■レース解説 メイショウレガーロがじわじわとハナを奪う。ダイシンプランが2番手、デストラメンテ、セラフィックロンプ、サンライズベガも前に行く。マイネレーツェルとトウショウシロッコが並んで続き、ホッコーパドゥシャがこの後ろを進む。アルコセニョーラは中団馬群の中、ダンスアジョイはこの内を進む。エアシェイディは後方3番手の外につける。全馬一団、メイショウレガーロ先頭で直線に向く。最内を通ったマルカシェンクを除く17頭が外で一団となっての追い比べ。メイショウレガーロにサンライズベガが並びかけて競り合う。外からはセラフィックロンプ、ホッコーパドゥシャ、エアシェイディらが突っ込み、ホッコーパドゥシャがゴール前で頭一つ抜け出す。 ■レース回顧 ハズレ。今年のサマー2000シリーズチャンピオンはハンデキャッパーだな。(・∀・) 内のほうでもっさりとしたスタート。またマルカシェンクか。まあ今回は買ってないから好きにしてくれ。メイショウレガーロがハナに立って…、え?ダイシンプラン?福永思い切ったなぁ。無理してないし、いいんちゃう?デストラメンテはこの後3番手。これもよし。ホッコーパドゥシャは前過ぎず後ろ過ぎずの好位。これもいいね。何か当たりそうな感じがしてきたぞ。 アルコセニョーラ、ダンスアジョイ、エアシェイディといった他の有力どころは後方待機。メイショウレガーロの逃げは緩く、後続は楽に付いていった。3コーナーを過ぎて段階的に下りに入ると自然とペースアップ。馬群が密集して、いよいよ659Mのフラットストレートへ。ダイシンプランは2番手で馬なり。よっしゃ、貰った。ここから上がり33秒台の脚を使ったら、何も追いつけんだろ。 ダイシンプランとは対照的に、デストラメンテは既にアップアップ。その外をセラフィックロンプが楽に追い抜いて行くのをみて諦めざるを得なくなった。直線に向いても一団の状態はほぐれず大混戦。マルカシェンクだけが離れたところで競馬をしていた。ゴール方向に向かって「へ」の字を描く攻防。「へ」の頂点にいるのがメイショウレガーロとサンライズベガ。前述の有力どころは外から追い上げに入っていた。 ところでさっきからダイシンプランは何をやってるの?あ、いたいた。………。あれ?叩いても伸びない。オワタ。先頭は相変わらずメイショウレガーロ。サンライズベガも頑張っている。完璧にオワタ。エアシェイディがようやく伸びてきて、セラフィックロンプもラストスパート。その間からホッコーパドゥシャ。前はギリギリ残りそう。馬券はハズレが確定したというのに、ゴールの瞬間は思わず身を乗り出した。 ゴール間際でサンライズベガがメイショウレガーロを交わした瞬間、大外からもう一頭の赤い帽子、ホッコーパドゥシャが出ていた。「スパッ」というより「グイッ」といった感じの伸び。今回も勝負どころでモタモタしていて、直線入口の大写しでは他に遅れる様子が映っていた。それでも長い直線を一杯に使ってジリジリと追い上げ、ゴール間際で逆転。サマー2000シリーズも逆転優勝となった。 今年のサマー2000シリーズは接戦が多かった。今回は1着からシンガリまでコンマ9秒差。着差に直すとクビ・1/2・アタマ・アタマ・ハナ・クビ・クビ・クビ・1/2・1/2・ハナ・クビ・ハナ・1/2・1/2・クビ・1 1/2。「全馬を横一線でゴールさせる」のがハンデキャッパーの仕事。勝ったホッコーパドゥシャは勿論、これに56.5kgという微妙な匙加減を加えたハンデキャッパーにも賛辞を送りたい。面白い競馬をありがとう。 1,000M通過61秒8のスローペースで、前につけた馬に有利な展開。ハナを奪ったメイショウレガーロが上がり3ハロン33秒6でまとめた以上、後ろから行った馬にとっては苦しいレースになった。その中でエアシェイディは後方3番手から上がり3ハロン最速となる32秒7をマークして4着。改めてその実力を確認。トップハンデは妥当だった。 ダイシンプランとデストラメンテは単純に力が足りていなかった。この展開で前に行って残れなかったのはこの2頭だけ。泣きそう。アルコセニョーラとダンスアジョイは共に馬場の内(とは言っても馬場の4分どころ)を通ったことで、馬場の良い大外を通った馬に対して僅かに遅れた。「開催末期は外有利」というのはローカル開催のお約束。 |