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第9回アイビスサマーダッシュ(GIII) 2009年7月19日(Sun) 新潟芝1,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 8 | 17 | カノヤザクラ | 牝5 | 55.0kg | 小牧太 | 56.2 | − | 506kg(-6) | 3 |
2 | 8 | 18 | アポロドルチェ | 牡4 | 56.0kg | 勝浦正樹 | 56.4 | 1 1/2 | 464kg(-4) | 6 | |
3 | ◎ | 6 | 12 | アルティマトゥーレ | 牝5 | 54.0kg | 松岡正海 | 56.5 | 1/2 | 488kg(-4) | 2 |
4 | ☆ | 8 | 16 | ウエスタンビーナス | 牝6 | 54.0kg | 田中勝春 | 56.6 | 3/4 | 470kg(-6) | 7 |
5 | ○ | 7 | 14 | エイシンタイガー | 牡3 | 53.0kg | 内田博幸 | 56.6 | アタマ | 486kg(+4) | 1 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重) |
ハロンタイム 11.9 - 10.2 - 11.0 - 10.3 - 12.8 上がり 4F 44.3 - 3F 34.1 |
■レース回顧 外を通って力で一伸び・軽々と連覇達成カノヤザクラ! |
■レース解説 横一線のスタートからサチノスイーティーが僅かに前に出る。アルティマトゥーレ、エイシンタイガー、ウエスタンビーナス、カノヤザクラも前に行く。残り半分を切ったところでカノヤザクラが先にスパート。アルティマトゥーレも馬なりで先頭を窺い始める。エイシンタイガーもこれを見て追い出しを開始。アルティマトゥーレが先頭に立ったのも束の間、外からカノヤザクラが一気に突き抜ける。外ラチ一杯にアポロドルチェが突っ込んでくるも、これを全く寄せ付けずゴール。 ■レース回顧 ハズレ。キター、と思ったら要らんのが差してきた。改めて戦績見直してみて納得した。(-_-) カノヤザクラは先入れの奇数番ということで比較的早い段階で枠入り。そして昨年1枠1番、今年8枠18番を引いたアポロドルチェが最後の枠入り。スタートはとりあえずカノヤザクラを注視。…正常。出遅れた馬無しの綺麗なスタート。サチノスイーティーが先手を取ると、アルティマトゥーレは直後の2番手に陣取った。ウエスタンビーナスはカノヤザクラが壁になって外ラチに到達出来なかった。 直線半ばで内寄りの枠に入った馬が遅れ始めた。サチノスイーティーもあっという間に失速。アルティマトゥーレはまだ持ったまま。しかしすぐ外にエイシンタイガーがいるだけで、頼るものがない。追い出してもエイシンタイガーをなかなか振り切れない。こりゃマズい。そうこうしている間にカノヤザクラに差されてしまった。あーあ。まあ2着でいいか。…あの大外からぶっ飛んでくるピンクの帽子は何ですか? カノヤザクラはスタートを決めて早速2番手。外ラチを頼りに早めにスパートをかけて、昨年同様の楽勝だった。仕上がりは正直一息に見えただけに、ここを使って更に良くなりそう。アポロドルチェは外ラチを頼っての後方一気。NHKマイルC(11着)を除いて、湿った馬場に良績を残していたのはレースが終わってから気付いた。上がりを要す馬場で、しっかり溜めての差し込みが有効に作用した。 アルティマトゥーレは馬場の中央を通っての3着。途中まで持ったままだったし、力のあるところはみせた。ウエスタンビーナスはカノヤザクラよりも外に入っていればもうちょっとやれたかもしれない。最後エイシンタイガーを交わしての4着は見逃せない。エイシンタイガーはアルティマトゥーレを交わしに行って逆に離された辺りに物足りなさを感じた。 |