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第45回CBC賞(GIII) 2009年6月14日(Sun) 中京芝1,200M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 6 | 12 | プレミアムボックス | 牡6 | 55.0kg | 鮫島良太 | 1.08.0 | − | 534kg(+6) | 12 | |
2 | 8 | 17 | エイシンタイガー | 牡3 | 52.0kg | 池添謙一 | 1.08.0 | クビ | 482kg(-4) | 5 | |
3 | ◎ | 4 | 8 | スピニングノアール | 牡8 | 55.0kg | 福永祐一 | 1.08.1 | 1/2 | 472kg(0) | 3 |
4 | ▲ | 7 | 14 | ソルジャーズソング | 牡7 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.08.1 | クビ | 496kg(-14) | 2 |
5 | ○ | 7 | 13 | アーバンストリート | 牡5 | 56.0kg | 四位洋文 | 1.08.2 | クビ | 442kg(-6) | 1 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.0 - 10.5 - 11.2 - 11.2 - 11.5 - 11.6 上がり 4F 45.5 - 3F 34.3 3コーナー 9,11(16,17)6(1,7,15,18)4(8,14)3(2,5,12)13 4コーナー 9-11(16,17)6(7,15,18)(1,4)(8,14)3(5,12)13,2 |
■レース回顧 これぞローカル最終週のお約束・大外一気で突き抜けたプレミアムボックス! |
■レース解説 ソルジャーズソングが出遅れ。エムオーウイナーとメイショウキトリが並んで先手を窺う。タニノマティーニ、エイシンタイガーも前に行く。ソルジャーズソング、スピニングノアールが並んで中団を追走。プレミアムボックスは後方3番手、アーバンストリートは最後方を進む。エムオーウイナー先頭、メイショウキトリ2番手、エイシンタイガーが外から3番手に上がって直線に向く。エイシンタイガーがエムオーウイナーを交わして先頭に立つ。内からスピニングノアール、外からソルジャーズソングが追い上げるも、大外からプレミアムボックスが強襲、これらをまとめて差し切る。 ■レース回顧 ハズレ。トレノジュビリー出走取消でどうでも良くなったのは私だけではないはず。(-_-) エムオーウイナーがハナを奪うと、メイショウキトリは競りかけることなく2番手の競馬を選択。外枠の先行勢タニノマティーニとエイシンタイガーも普通に前に出てきた。中団以降は一団。スピニングノアールはその真っ只中にいた。ここから捌いて出て来れるかどうか。アーバンストリートはいつも通りの最後方。この後外に振られて、いい脚使って届かずに10,000ペリカ。 エムオーウイナーが軽快に飛ばし、リードを保ちながら直線へ。馬場の内は相当悪いらしく、馬場の4分どころより外を通っていた。2番手追走のメイショウキトリ、後方から追い上げたソルジャーズソングらも外を回していた。それよりも後方にいたプレミアムボックスやアーバンストリートはそれよりも更に外。これだけ外を回しちゃうと届かんだろ、常識的に考えて…。 ウエスタンダンサー、コウユーキズナ、カノヤザクラ辺りは4コーナーで内を通っていたが、案の定加速が全く乗らずに外差しの餌食になっていた。内よりも中、中よりも外が伸びる典型的な外差し馬場。馬群を捌いて上手い具合に出て来たスピニングノアールも外を通った馬に対しては無力だった。エイシンタイガーは馬場の中央を通っての追い上げ。しかしこれよりもまだ上手がいた。 ソルジャーズソング、プレミアムボックス、そしてアーバンストリート。4コーナーで外を回した追い込み馬が大外を通って一斉に突っ込んできた。中でもプレミアムボックスはゴール前で一段と加速、エイシンタイガーを外から一刺し。ソルジャーズソングは僅かながら脚色が鈍り、アーバンストリートは勢いこそあったがまだ前には距離があった。 今年は過去3年よりも外差しの色合いが強く出た結果になった。4コーナーで一番外、それも最後方付近にいたプレミアムボックスが届いたのがその証左。エイシンタイガーも外枠ですんなり前に行けた以上、外伸び馬場の恩恵を受けた形。スピニングノアールも外に持ち出せていればもっと際どい競馬が出来ただろうが…。 ソルジャーズソングは出遅れを挽回するのに脚を使った分ラストで伸びあぐねた印象。大幅な馬体減も堪えたか。アーバンストリートはいつもと同じ負け方。今回の馬場なら例え大外を回らされても差し切らないとダメ。現にプレミアムボックスが差し切っているのだから言い訳は出来ない。モルトグランデは外差し決着になった時点で脈が無かった。 |