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第54回京王杯スプリングC(GII) 2009年5月16日(Sat) 東京芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ☆ | 6 | 11 | スズカコーズウェイ | 牡5 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.20.6 | − | 478kg(0) | 8 |
2 | △ | 1 | 2 | トウショウカレッジ | 牡7 | 57.0kg | 内田博幸 | 1.20.6 | クビ | 546kg(-12) | 3 |
3 | 2 | 4 | ファリダット | 牡4 | 57.0kg | 武豊 | 1.20.7 | クビ | 466kg(-2) | 2 | |
4 | 7 | 15 | タマモホットプレイ | 牡8 | 57.0kg | 武士沢友治 | 1.20.8 | 3/4 | 480kg(+12) | 18 | |
5 | 1 | 1 | タケミカヅチ | 牡4 | 57.0kg | 柴田善臣 | 1.20.9 | クビ | 510kg(0) | 5 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.8 - 11.2 - 11.1 - 11.3 - 11.0 - 11.3 - 11.9 上がり 4F 45.5 - 3F 34.2 3コーナー 12(16,18)(9,15)(5,11,10)(2,6,13)(4,8,17)(7,14)(1,3) 4コーナー (*12,16)(9,15,18)10(5,11)(2,6,13,17)(4,8,14)7(1,3) |
■レース回顧 自転車の如き乗り易さ・勢い通じたスズカコーズウェイ! |
■レース解説 タケミカヅチがスタート直後に躓いて後方からの競馬。マヤノツルギがハナを奪う。ボストンオー、マイネルファルケ、イースター、タマモホットプレイ、ウエスタンダンサーらも差が無く続く。スズカコーズウェイはこれらの直後を追走。トウショウカレッジは中団内を進む。スマイルジャックは馬群の中、ファリダットがこの内で待機。リザーブカードはこれらの後ろを追走。マヤノツルギが僅かに先頭で直線に向く。マイネルファルケがマヤノツルギに並びかけて競り合うも、最内からファリダットが抜け出して一旦先頭に立つ。そこへ馬場の中央からスズカコーズウェイが進出。スズカコーズウェイがファリダットを交わし、外から迫るトウショウカレッジの追撃を凌いでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。ソルジャーズソングは前走でも周りに迷惑かけてたような。乗り役が悪いのか?(-_-#) マヤノツルギがあっさりとハナを確定。しかし後続も離れず付いてきた。この中には早くもスズカコーズウェイの姿が。おお。トウショウカレッジも前に出てきていた。これもいい位置。ところでスマイルジャックはどこだ?ああ、いたいた。………。何で後退してんの?あのオレンジの帽子が邪魔しやがった。ソルジャーズソングか!貴様、俺に恨みでもあるのか? スマイルジャックが不利を受けて後退する一方で、ファリダットは最内で脚を溜めていた。Bコース使用で内側も良い馬場とはいえ、外は踏み荒らされていない絶好馬場。ハナを奪ったマヤノツルギは馬場の3分どころを走っていて、内が少し開いていた。スマイルジャックら後方待機勢が外に振られる中にあって、ファリダットは余裕を持って内を突いてきた。 ファリダットは馬なりで先頭グループに並びかけ、残り200Mを切ったところでスパート。しかし外からスズカコーズウェイが伸びてきて、トウショウカレッジもこれを追いかける形で突っ込んできた。残り50M位まではファリダットが先頭だったが、スズカコーズウェイが渋太く伸びて逆転。トウショウカレッジにハナ差まで詰め寄られたが、見ていて危なげなかった。 スズカコーズウェイは前で流れに乗って、前が壁になることもなくスムーズな追い出しが出来た。中1週で長距離輸送を挟んでこのパフォーマンス。余程調子が良かったのだろう。「手応えも十分だったし、自信をもって追い出しました。豊さんからいろいろ聞いていたし、自転車よりも乗りやすいと言われてました(笑)。本当に自転車よりも乗りやすかったですよ」(後藤騎手、ラジオNIKKEI競馬実況HP)。こういうクセの無い馬は本番でも穴を開けたりするのだが…。 トウショウカレッジは馬場の内から外へ持ち出すまでにモタつき、全力で追ったのはラスト100M位だった。ある意味一番内容の濃いレースをした。次走も必ず抑えておきたい。ファリダットは勝ちパターンで勝てず。トウショウカレッジにはこれで3連敗。ただ勝ち馬からシンガリまでコンマ9秒に収まる接戦で、力差は無かったように思う。 1,000M通過57秒4で流れながら後続が一団で付いてきて、前につけた馬にとっては厳しいレースになった。マイネルファルケはマヤノツルギを交わしに行くだけで全ての力を使ってしまった。スマイルジャックは3コーナーでソルジャーズソングに前をカットされて後退、4コーナーで外を回して終了。ソルジャーズソングは直線でもフラついてリザーブカードの邪魔をしていた。マジでいい加減にして貰いたい。 |