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第46回愛知杯(GIII) 2008年12月20日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (牝)(国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 7 | 15 | セラフィックロンプ | 牝4 | 51.0kg | 宮崎北斗 | 1.59.2 | − | 488kg(+8) | 16 | |
2 | 7 | 14 | チェレブリタ | 牝3 | 50.0kg | 大野拓弥 | 1.59.2 | クビ | 440kg(+6) | 14 | |
3 | ○ | 8 | 17 | マイネレーツェル | 牝3 | 55.0kg | 川田将雅 | 1.59.4 | 1 | 412kg(+4) | 3 |
4 | 8 | 16 | アドマイヤスペース | 牝4 | 51.0kg | 的場勇人 | 1.59.4 | クビ | 436kg(0) | 11 | |
5 | 3 | 6 | トウカイルナ | 牝6 | 53.0kg | 四位洋文 | 1.59.4 | アタマ | 436kg(+2) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.1 - 10.6 - 11.4 - 12.5 - 12.5 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 12.2 上がり 4F 48.0 - 3F 36.0 1コーナー 10,4,5(1,15)7(9,18)(2,13)6,12(8,11)17-16,3,14 2コーナー 10-4,5,1,15(7,13)(2,9,18)(6,12)(8,11)17-(3,16)14 3コーナー 10(4,5)13,1,15(2,7,18)9(8,12,17)6,11(14,3)16 4コーナー 10(4,13)(1,5)(2,7,15,18)(8,9,17)(6,12)14(3,11,16) |
■レース回顧 好位確保が勝利に結実・人騒がせなお転婆娘セラフィックロンプ! |
■レース解説 コスモプラチナが内の争いを制してハナを奪う。ブーケフレグランスが2番手、テイエムプリキュアは外の3番手。ニシノマナムスメは内で4番手。5番手以降は固まって、レインダンスは馬群の内を進む。マイネレーツェルは後方の外を追走。チェレブリタは最後方待機。コスモプラチナ単独先頭で3コーナーを通過。スペシャルフロートが先に進出。クラウンプリンセス、マイネレーツェルも外を通って追い上げていく。コスモプラチナ先頭で直線に向く。ニシノマナムスメが内から抜け出しかけたところへ内からレッドアゲートとチェレブリタが襲い掛かる。チェレブリタが一気に先頭に踊り出るも、セラフィックロンプが外からこれを僅かに交わしてゴール。 ■レース回顧 ハズレ。せらみっく?ちぇれぶた?こんなんあたるわけないやん。\(^o^)/わー テイエムプリキュアはスタートからしきりに押していたが3番手止まり。コスモプラチナが楽に先頭、ブーケフレグランスも馬なりで2番手に入った。ニシノマナムスメもしっかり4番手。ルメールは上手いなぁ。一方レインダンスは中団の内。あまり宜しくない。マイネレーツェルは後方の外。これでは4コーナーで外に振られてしまう。うーん。 コスモプラチナに競りかけていく馬はおらず、1,000M通過59秒1とほぼ平均ペース。勝負どころの追い上げも比較的緩やかだった。直線に向いて、ニシノマナムスメが満を持して抜け出してくる。これで勝負アリかと思いきや、そこで脚が止まってしまった。あれ?「外から一気にセラフィックロンプ先頭、内からチェレブリタ!」え?「セラフィックロンプ、セラフィックロンプ!」は?いや、あの…。はい? セラフィックロンプはスタートから気合を入れて前に出てきた。好位を確保した後は馬なり。3コーナー過ぎで周りが慌しくなっても静観。直線は手綱捌きだけで上がってきた。道中前につけて勝負になったのはこの馬だけ。どうなってるの?ここ2走1番人気に推されていた「素質馬」が、二段階の格上挑戦で大穴をぶち開けた。名前の由来は「天使のようなお転婆娘」。………。 チェレブリタはすぐ横のセラフィックロンプに進路を奪われて後方待機が確定。そのまま内に進路を採って、道中は最後方待機。直線に向くところでもまだ後方だったが、内ラチにべったりと張り付いていた。上手い具合に前が割れて、ニシノマナムスメとレインダンスの間から一気に抜けてきた。普通ならばこれで勝ち。中京は内で脚を溜めた差し馬がたまに一発やらかす。 マイネレーツェル、アドマイヤスペースは大外を回して差し届かず。内ピタで乗られたチェレブリタに比べて余分な距離を走ったのは否めない。とはいえ、マイネレーツェルは斤量を課された馬の中では唯一勝負になりかけたので一応褒めておきたい。トウカイルナは内を意識しての差し込み。この馬はいつもいい所までは来るのだが突き抜けるところまではいかない。 ニシノマナムスメは結果として積極策が裏目。残り100Mで急激に下がっていった。トップハンデも堪えた様子。レインダンスは直線でそれなりに伸びていたのだが、周りの馬の勢いに呑まれて埋没。また次に期待。クラウンプリンセスは大外枠が仇。4コーナーで外に振られてジ・エンド。初距離で余計な距離を走っていてはまず勝ち負けには加われない。 |