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第59回朝日チャレンジC(GIII)
2008年9月15日(Mon) 阪神芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 7 ドリームジャーニー 牡4 57.0kg 池添謙一 1.58.5 414kg(-8) 1
2 6 8 トーホウアラン 牡5 56.0kg 岩田康誠 1.58.6 3/4 496kg(+6) 4
3 8 12 キャプテンベガ 牡5 56.0kg 福永祐一 1.58.7 クビ 440kg(-10) 3
4 2 2 ニルヴァーナ 牡5 56.0kg 武豊 1.59.0 2 484kg(-2) 2
5   7 11 サンバレンティン 牡7 57.0kg 佐藤哲三 1.59.1 3/4 466kg(+8) 10
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:小雨、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.4 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.2 - 12.0
上がり 4F 46.7 - 3F 35.0
1コーナー 2,8(3,10)-12-(4,6)(1,11)9,7,5=13
2コーナー 2-8(3,10)-12,6(4,11)7(1,9)5=13
3コーナー 2-8(3,10)12-(6,7)11(9,5)-(4,1)-13
4コーナー 2,8(3,12)-(6,10,7)(11,9,5)-1,4,13

■レース回顧 一層弾んだフットワーク・大舞台への旅支度万全ドリームジャーニー!
■レース解説

 ドリームジャーニー、アドマイヤメインが出遅れ。ニルヴァーナが好スタートを決めてハナに立つ。トーホウアラン、ミュージックホーク、ホワイトピルグリムがこれに続く。ニルヴァーナが3馬身程のリードを保って逃げる。隊列は縦長。キャプテンベガは単独5番手、ドリームジャーニーは中団の外につける。アドマイヤメインはこの直後を追走。ニルヴァーナが先頭、トーホウアランがジリジリ差を詰めて4コーナーをカーブ。逃げ込みを図るニルヴァーナにトーホウアランが並びかけていく。外からはキャプテンベガが接近。更にその外からドリームジャーニーが追い上げてくる。ドリームジャーニーが前3頭の争いを外からまとめて交わしてゴール。


■レース回顧

 ◎→○→▲で3連単(10%)的中。当てに行ったら4連単でも的中かよ…。なんか損した気分。(-_-)

 ドリームジャーニーが出遅れて最後方。昨日(スズカフェニックス)の続きか?アドマイヤメインもスタートに失敗して後方から。これらとは対照的にニルヴァーナがゲートをポンと出て先頭へ。ミュージックホークがけしかけなかったので自動的に単騎逃げが成立。開幕週でこんなに簡単に逃がせていいのかな?まあ重賞イマイチ君だし放っとこう。

 ニルヴァーナは1,000M通過59秒8と緩みを持たせない逃げを展開。少頭数にも関わらず縦長。トーホウアランは2番手で抑えての追走。そこから離れて5番手追走のキャプテンベガも抑えていた。ドリームジャーニーは更に後方の外。ジリジリと上がってきているが、まだ前には遠い。前ではトーホウアランがそろそろかといった感じで動き出した。ドリームジャーニーは3コーナーを過ぎた辺りで捲り始めた。

 トーホウアランは意外にも手前を何度も変えて苦しそうだった。久々が堪えているのだろうか。直後からは楽な手応えを擁したキャプテンベガが迫ってきた。そしてその外からドリームジャーニーが登場。トーホウアラン、キャプテンベガよりも一回り小さな馬体が弾んで見える。脚の回転がヤバい。コイツだけ早送りの映像を見ているようだった。抜け出してから手綱を抑えたのは前走と同じ。

 ドリームジャーニーは前走ほどスムーズな追い出しではなく、直線に向くところで結構手が動いていた。危ないかなと思ったがゴール前でしっかり前の争いを料理。月並みな表現だが、ここでは力が抜けていた。トーホウアランはスパッと切れず苦戦。ただそのような状況でニルヴァーナを交わしつつ、キャプテンベガに抜かせなかったのは評価したい。

 キャプテンベガはトーホウアランから離れたところで脚を溜めて交わせず。追われる度に少しずつ内にヨレていた。パドックでは腹が巻き上がってみえていたように、仕上げも万全とは言えなかった。ニルヴァーナは単騎で逃げてこれでは素直に力不足を認めるしかない。他に並ばれるとほぼ確実に根負けしてしまう。これが重賞イマイチ君たる所以。


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