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第13回エルムS(JpnIII) 2008年9月13日(Sat) 札幌ダート1,700M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 7 | 10 | フェラーリピサ | 牡4 | 57.0kg | 岩田康誠 | 1.42.9 | − | 500kg(0) | 3 |
2 | ▲ | 6 | 7 | トーセンブライト | 牡7 | 56.0kg | 藤岡佑介 | 1.43.1 | 1 1/4 | 490kg(-3) | 7 |
3 | 5 | 5 | エアアドニス | 牡6 | 56.0kg | 松田大作 | 1.43.4 | 2 | 500kg(+8) | 8 | |
4 | ○ | 1 | 1 | メイショウトウコン | 牡6 | 58.0kg | 藤田伸二 | 1.43.4 | クビ | 466kg(+4) | 1 |
5 | △ | 7 | 9 | マコトスパルビエロ | 牡4 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.43.7 | 2 | 520kg(0) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 6.7 - 11.3 - 11.6 - 12.3 - 12.4 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 12.5 上がり 4F 48.6 - 3F 36.6 1コーナー (*9,12)-10(4,8,11)5,7,2(1,6)-3 2コーナー 9,12-(4,10,11)8,5,7,2(1,6)-3 3コーナー 9,5(12,10)8(4,7,11)2(6,1)-3 4コーナー (*9,5)10(7,8,1)12,2(4,11,3)6 |
■レース回顧 余裕綽々の4コーナー・好時計でしっかりまとめたフェラーリピサ! |
■レース解説 コンゴウリキシオーが好スタートを切るも、マコトスパルビエロとニシノナースコールが交わして前に出る。これら2頭から離れてフェラーリピサが3番手。コンゴウリキシオーは内の4番手、エアアドニスとドラゴンファイヤーが並んでこの直後を進む。トーセンブライトは単独で中団待機。メイショウサライは後方の内、メイショウトウコンは後方2番手から外に持ち出す。マコトスパルビエロが先頭、エアアドニスが2番手に上がる。フェラーリピサは持ったまま動かず。メイショウトウコンが4コーナーで一気に捲って直線に向く。エアアドニスがマコトスパルビエロを交わしに行くところをフェラーリピサが外から楽な手応えで交わして先頭。メイショウトウコンは直線で脚が止まり、その内からトーセンブライトが交わして前を追う。トーセンブライトが単独2番手に上がって前を追いかけるが、フェラーリピサが余裕を持ってゴール。 ■レース回顧 3連単3着抜けハズレ。どーしても当たらせてくれないのね。3着も確保出来んとは…。(-_-)氏のう コンゴウリキシオーはスタートが決まったにも関わらず逃げられず。何で押してでも前に出ないんだろう?まあ買ってないからどーでもいい。結局マコトスパルビエロがハナ。ニシノナースコール@ヨコテンも付いてきた。これは放っておいて良し。変な展開でフェラーリピサが気負わないか心配だったが、離れた3番手を落ち着いて走っていたので一安心。メイショウトウコンは後方待機。 マコトスパルビエロがそれほど飛ばしていった訳でもないのに道中は縦長。1,000M通過60秒3は昨年より1秒以上速かった。しかも砂埃が舞うパサパサ馬場(昨年は稍重)。これではある程度前にいないとキツい。メイショウトウコンは3コーナーを迎えるところでもまだ後ろにいた。マコトスパルビエロが先頭で、2番手がエアアドニス。フェラーリピサは変わらず3番手。 マコトスパルビエロはここ2走と同じく、早い段階で手が動いていた。エアアドニスは持ったまま。そしてフェラーリピサ。怖いくらいに手綱が動かない。何してんのこれ?ひょっとして楽勝モード入った?外からメイショウトウコンが猛然と捲ってきたところでようやく追い出し開始。メイショウトウコンは既に全開。前で持ったままの馬と後方から一気に捲ってきた馬。どちらが勝つのかはもはや明白だった。 岩田騎手に限らず、元公営騎手の手綱捌きは力強い。フェラーリピサはエアアドニスらを力で抜き去った後、鞭を入れて独走モード。続いてトーセンブライト。この馬も4コーナーで馬群の中に入れてジッとしていた。直線で外に持ち出して、スルスルと上がってきた。後はお前だけだ、メイショウトウコン。3連単万馬券完成へ向かって走れ!………ぁぁぁあああqwせdrftgyるぱんlp!!! 昨年の勝ち時計が1分43秒3で、今年は1分42秒9。勝ち負けした馬は軒並み前のほうにいた。今年の馬場で後ろから突き刺せたら正真正銘の化け物。メイショウトウコンは縦長の展開を強引に捲っていったツケがモロに出た。上がりは最速でも、トーセンブライトと並んでタイ。ラストの伸びはトーセンブライトのほうが断然良かった。 フェラーリピサはあの調教(特に時計)を見せられたら買わざるを得ない。追い切りを見ずに予想するなんて実に勿体無い。グリーンチャンネル、若しくは「JRAレーシングビュアー」は加入して損なし。特に後者は月々525円。詐欺まがいの有料予想なんかよりも遥かに有用。映像(三次元)は新聞(二次元)を凌駕する。さあ、「JRAレーシングビュアー」にレッツ加入!(注:関係者じゃないよ) メイショウトウコンの豪快な捲りの前に霞んでしまったが、エアアドニスも地味に3コーナーから捲りをかけていた。ラストは一気に動いたかジワジワ動いたかの差。とにかく今回のメイショウトウコンには余裕が無かった。アドマイヤスバルは結果として後方待機が裏目に出た。ドラゴンファイヤーはローギアのまま加速が乗らず凡退。「馬の状態は良かったんですけど、コーナーが下手で小回りに対応できませんでした。広いコースなら違いますよ」(福永祐一騎手、ラジオNIKKEI競馬実況HP)。これは想定通り。 |