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第44回CBC賞(GIII)
2008年6月15日(Sun) 中京芝1,200M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   1 2 スリープレスナイト 牝4 55.0kg 上村洋行 1.08.0 492kg(0) 4
2 3 5 スピニングノアール 牡7 55.0kg 福永祐一 1.08.2 1 1/4 468kg(-2) 2
3   7 15 テイエムアクション 牡7 55.0kg 和田竜二 1.08.4 1 1/4 510kg(+4) 12
4   2 3 ウエスタンビーナス 牝5 53.0kg 郷原洋司 1.08.4 ハナ 458kg(-2) 7
5   5 10 カノヤザクラ 牝4 54.0kg 藤岡佑介 1.08.4 アタマ 502kg(0) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.0 - 10.6 - 11.4 - 11.4 - 11.0 - 11.6
上がり 4F 45.4 - 3F 34.0
3コーナー 3,2(1,4,7,9)15(5,8,11,17)(10,12,14)16(13,18)6
4コーナー 3,2(1,4,7,9)(5,8,11,15)17(10,12,14)(13,16,18)-6

■レース回顧 芝の上でも素質眠らず・先んじて後続完封スリープレスナイト!
■レース解説

 ウエスタンビーナスがハナを奪う。スリープレスナイト、タニノマティーニも前に行く。スピニングノアールは中団の内、ワイルドシャウトもこの近くにつける。トウショウカレッジは中団馬群、キョウワロアリングがその外を通って徐々に進出。ウエスタンビーナスが僅かに先頭、スリープレスナイトが並びかけながら直線に向く。スリープレスナイトがウエスタンビーナスを交わして先頭に替わる。内からスピニングノアールが抜け出すも、スリープレスナイトがリードを生かして楽に押し切る。


■レース回顧

 ハズレ。だからさぁ、人気薄で走った馬を人気の時に買ったらダメなんだって。(-_-)打つ山車脳

 ウエスタンビーナスが好ダッシュでハナを確定。韓国馬事会杯でエイジアンウインズに影をも踏ませなかっただけのことはある。そして白い帽子の2頭も遅れずに付いてきた。タニノマティーニと、スリープレスナイト。何か普通に走ってるなぁ。スパインやニシノプライドが行き遅れる位だから結構速いはずなのに。一方、トウショウカレッジは馬群の真っ只中。ちゃんと捌いて出て来いよ。

 スリープレスナイトは直線でウエスタンビーナスにあっさり追い付いたかと思うと、そのまま楽に引き離していった。脚色は衰えるどころかますます絶好調。はいはいハズレハズレ。トウショウカレッジは馬群を捌けず右往左往、最後まで押し競饅頭に付き合わされたまま終了。あ゛ー!!時間掛けて予想した結果がコレかよ!掛けた時間と結果には何の関係も無いことは分かってる。分かってるけどこれは無いわ。

 スリープレスナイトが通ったコースは馬場の3分どころ。どちらかと言えば荒れている部分を通っての追い上げだった。テンがそれほど速くなかった(34秒0)こともあり、上がり3ハロンは34秒0と最終週にしては速かった。それにしてもスリープレスナイトが上がり3ハロンを33秒8でまとめてきたのは意外。これでは後続馬は打つ手が無い。鞍上の上村騎手はこれが9年8ヶ月振りの重賞制覇。

 スピニングノアールは前走同様に中団より前を意識した乗られ方。そして一貫して内を通っていた。4コーナーでも馬場の悪いところを通り、直線で僅かに外へ振って追撃。4コーナーで内を通る利点、それは距離ロスを抑えることに他ならない。今年に関しては内を通るリスクが外に持ち出すリスク(=距離ロス)よりも小さかったのだろう。レース振りが安定してきた点は大いに評価。

 3着争いはグダグダ。ウエスタンビーナスはスリープレスナイト、スピニングノアールに交わされた後もまだ頑張っていた。というか、後ろからなかなかやって来ない。大外からテイエムアクション、キョウワロアリングらが突っ込んで来たのはスリープレスナイトがゴールした後の話。カノヤザクラは隙だらけの内を通ってぐんぐん伸びていたが、いかんせんスタートで行き脚がつかなかったのが尾を引いた。

 トウショウカレッジは進路を確保出来なかったのが全て。4コーナーで外から来た馬に蓋をされた時点で終わっていた。前走10番人気で好走した馬が今回1番人気。馬券上手な奴らはローリターンを嫌ってハイリスクな他の馬を取っただろう。そして私のような馬券下手なノータリンがローリターンを手放しで買って、奴らに貢ぐと。あ゛ー。なんか悔しいな。


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