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第43回サンケイスポーツ賞フローラS(JpnII) 2008年4月27日(Sun) 東京芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 4 | 8 | レッドアゲート | 牝3 | 54.0kg | 内田博幸 | 2.00.5 | − | 428kg(0) | 1 |
2 | 2 | 4 | カレイジャスミン | 牝3 | 54.0kg | 北村宏司 | 2.00.7 | 1 1/4 | 486kg(-2) | 6 | |
3 | 7 | 14 | キュートエンブレム | 牝3 | 54.0kg | 松岡正海 | 2.00.8 | 1/2 | 430kg(-4) | 8 | |
4 | 5 | 10 | メイショウベルーガ | 牝3 | 54.0kg | 小野次郎 | 2.00.8 | クビ | 472kg(-4) | 16 | |
5 | ○ | 8 | 17 | シングライクバード | 牝3 | 54.0kg | 川田将雅 | 2.00.8 | ハナ | 438kg(-6) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.7 - 11.7 - 12.3 - 12.7 - 12.2 - 12.1 - 11.3 - 11.3 - 12.5 上がり 4F 47.2 - 3F 35.1 2コーナー 4,9(2,3)(8,14,13)1(6,7,16)15(5,11,17)(10,18)12 3コーナー 4(6,9)(2,8,3,13)14(1,16)(7,15,17)(5,11,18)12-10 4コーナー 4,9(6,2,8)(3,13)14(1,16)15(7,17,18)(5,12,11)-10 |
■レース回顧 スローを見越した早めの競馬奏功・満を持して樫の舞台へレッドアゲート! |
■レース解説 カレイジャスミンがハナに立つ。アポロクイック、フィックルベリーらが少し離れた2番手を進む。レッドアゲートはこれらの直後につける。カイゼリンは中団外、シングライクバードは後方を進む。カレイジャスミン先頭も直後は一団。カレイジャスミンが最内を立ち回って直線に向く。カレイジャスミンが後続を離して単独先頭。2番手集団からレッドアゲートが抜け出して前を追う。レッドアゲートがカレイジャスミンをゴール手前で交わしてそのまま突き抜ける。 ■レース回顧 ハズレ。紐が来なかったのでどーでも良かった。しっかしユキチャン目立つなぁ。(^-^;) 東京芝2,000Mのスタート地点は2コーナーの手前にある。リニューアルを経て多少はマシになったとはいえ、依然として内枠有利・外枠不利は残っているように感じる。今回のように明確な逃げ馬不在の展開では、内枠の先行馬が労せずして前に行けてしまう。カレイジャスミンの積極策はある意味必然だったのかもしれない。 普段逃げたことの無い馬が先手を採ったらどうなるか。後ろが突っついてこないなら間違いなくスロー。1,000M通過61秒1。フィックルベリーやテイクバイストーム辺りは行きたいのを我慢していた。自分から動いたら末を無くす?ご冗談を。勝ちたいなら自分から動けよ。最近の競馬はどうもチャレンジスピリットが感じられない。スローで前が残るのは競馬じゃない。見ていて面白くない。 カレイジャスミンが持ったままで4コーナーを回るのを見てハズレを確信。同時に、レッドアゲートの勝利も確信した。レッドアゲートはこの展開を見越していたのか、普段よりかなり前で競馬を進めていた。坂を駆け上がったところで鞭を入れると綺麗に反応。持ち味である瞬発力をフルに活かし切った勝利だった。内田博幸騎手は中央移籍後の重賞初勝利。ここまで意外と梃子摺った。 カレイジャスミンは進んで前に出て、誰にも突付かれずにマイペースで行って残っただけ。それ以上でも以下でもない、典型的な前残り。前述の通り、東京芝2,000Mでの内枠先行が良い方向に作用した。キュートエンブレムは慣れない差し込みで健闘。直線は鞭連打でフラフラだった。先週の皐月賞(マイネルチャールズ)もそうだったが、松岡騎手は鞭を入れ過ぎな気がする。 シングライクバードは今回も位置取りが後ろ過ぎ。直線でグラーフの外に持ち出す際にロスがあったとはいえ、後方一気に賭けたメイショウベルーガの追い込みに屈したのは余計。今回は外枠を引いた時点で脈が無かったのかもしれない。カイゼリンはどこかモタれ気味で、鞭を入れてからの反応が無かった。上がりの競馬ではこんなものか。 |