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第51回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII) 2008年4月12日(Sat) 阪神芝1,400M 4歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 2 | 3 | エイジアンウインズ | 牝4 | 55.0kg | 鮫島良太 | 1.21.4 | − | 484kg(+4) | 5 |
2 | ○ | 4 | 7 | ブルーメンブラット | 牝5 | 55.0kg | 後藤浩輝 | 1.21.4 | クビ | 468kg(-2) | 1 |
3 | 7 | 13 | パーフェクトジョイ | 牝5 | 55.0kg | 秋山真一郎 | 1.21.9 | 3 | 438kg(+2) | 9 | |
4 | △ | 5 | 8 | キストゥヘヴン | 牝5 | 56.0kg | 幸英明 | 1.21.9 | ハナ | 424kg(-2) | 4 |
5 | ▲ | 4 | 6 | ジョリーダンス | 牝7 | 56.0kg | 岩田康誠 | 1.22.0 | クビ | 476kg(-2) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.8 - 11.1 - 11.5 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.6 上がり 4F 46.0 - 3F 34.2 3コーナー 3,9(1,12)5(6,11,14)(4,7,13)2(8,10,15) 4コーナー 3,9(1,12)(5,6,11,14)(4,7,13)(2,8,10,15) |
■レース回顧 手薄な前を馬なりで・快適逃げ切りエイジアンウインズ! |
■レース解説 エイジアンウインズとカタマチボタンが押し出されるようにして前に出る。エイジアンウインズが僅かに先んじて先頭。ローブデコルテが早めに3番手付近につける。ジョリーダンスは馬群の中。ブルーメンブラット、キストゥヘヴンも後方馬群を追走。エイジアンウインズが1馬身のリード。後方はバラけず、ほぼ一団で直線に向く。エイジアンウインズが早速仕掛けて抜け出す。直後で追ったカタマチボタン、ローブデコルテは徐々に後退。後方からブルーメンブラット、最内を突いてジョリーダンスなどが追い上げるもエイジアンウインズは既に独走態勢。ブルーメンブラットが際どく追い上げるも、エイジアンウインズがリードを生かして押し切る。 ■レース回顧 3連複3着抜けハズレ。展開予想がズバリ嵌ったなぁ。…ぱーへくとじょいが抜けた。orz 逃げ馬不在で後ろから行く馬が人気。これは前に行きそうな馬を買わないとアカンでしょうってな訳でエイジアンウインズを軸にしてみたのだが、考えていた以上にあっさり行き過ぎて拍子抜けした。横一線の綺麗なスタートから誰も行きたがらない。エイジアンウインズってこんなに簡単に前に行ける馬だったか?しかもノーマーク。ジョリーダンスやブルーメンブラットに乗ってた騎手はシロートか? テン3ハロン35秒4は幾らなんでも緩過ぎ。しかし後続は黙って付いて行くだけで、エイジアンウインズの楽逃げを許していた。有力どころではローブデコルテだけが前を警戒して早めの競馬。ジョリーダンスは四方を囲まれて動けず、ブルーメンブラットは相変わらず後方待機。キストゥヘヴンもこの流れならもっと前で競馬をしてもらいたかった。 エイジアンウインズは先頭で持ったままの競馬。これで残れないほうがおかしく、直線に向いてすぐに仕掛けて独走。エイジアンウインズが強かったというよりは他が情けな過ぎたというのが正直な感想。走破時計1分21秒4は速くもなく遅くもなくの微妙な時計。仮にこのレースにダイワスカーレットが出ていたら何馬身千切っただろうか、などと考えてしまう。次はそのダイワスカーレットが相手になるのだが…。 後方待機勢の台頭は2番手追走グループが失速した後。遥か前を行くエイジアンウインズを後方から追い詰めたブルーメンブラットが帳尻合わせの2着。今回も4コーナーから直線に向くところでパーフェクトジョイらが壁になって仕掛けが遅れていた。この馬は強いはずだが、鞍上がいつもヘタクソに乗ってくれる。カタマチボタンは前に行けたものの、馬自体が弱過ぎた。 パーフェクトジョイはブルーメンブラットから3馬身離れた3着。新設された阪神外回り(1,800M)を得意としていた馬。差し比べで僅かにキストゥヘヴンを上回った。キストゥヘヴンはブルーメンブラットらに比べて加速の付き方が悪かった。これは距離経験の差だろう。ジョリーダンスは展望で触れた懸念が的中。流れが緩過ぎたせいか、馬が戸惑ってフラついていた。やはり消耗戦でナンボの馬。 |