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第22回中日スポーツ賞ファルコンS(JpnIII) 2008年3月15日(Sat) 中京芝1,200M 3歳オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 5 | 10 | ダノンゴーゴー | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 1.09.0 | − | 460kg(-2) | 1 |
2 | ◎ | 8 | 16 | マルブツイースター | 牡3 | 57.0kg | 岩田康誠 | 1.09.2 | 1 1/4 | 444kg(-2) | 2 |
3 | ☆ | 6 | 11 | ルルパンブルー | 牝3 | 55.0kg | 吉田隼人 | 1.09.2 | クビ | 438kg(-4) | 6 |
4 | 2 | 3 | ダイワシークレット | 牡3 | 56.0kg | 田中勝春 | 1.09.5 | 1 3/4 | 446kg(-6) | 8 | |
5 | ▲ | 8 | 18 | マヤノベンケイ | 牡3 | 56.0kg | 福永祐一 | 1.09.5 | ハナ | 458kg(-4) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.1 - 10.6 - 11.1 - 11.7 - 11.5 - 12.0 上がり 4F 46.3 - 3F 35.2 3コーナー 13,14,11(1,3,15)(9,8,16)6(2,18)(12,17)10(5,7)-4 4コーナー 13,14(1,11)(3,15)(6,9,8,16)18(2,12,17)10(5,7)4 |
■レース回顧 出来過ぎたハッピーバースデー・問答無用の一気差しダノンゴーゴー! |
■レース解説 外枠各馬が総じて好スタート。ダノンゴーゴーは遅れて後方からの競馬。コスモジャイロが僅かに先頭。メイプルストリートも離れず2番手につける。ルルパンブルーは早めに3番手の一角まで押し上げる。マルブツイースターは中団の外を追走。直後にマヤノベンケイが続く。ダノンゴーゴーは後方から4番手を進む。前が一団になりながら直線に向く。内からメイプルストリート、続いてルルパンブルーが抜け出しにかかるところへ外からマルブツイースターが接近。マルブツイースターとルルパンブルーの2頭が競り合いつつ馬群を抜け出すも、ダノンゴーゴーが大外一気でこれらを並ぶ間もなく交わす。 ■レース回顧 ○−◎−☆で3連複(20%)的中。今年は差すんかい。3連複抑えてて助かったソルテ。(´д`;) 例年ほどガリガリ行く馬不在で、外枠各馬(特に7枠の3頭)が労せず前へ。コスモジャイロ、メイプルストリートの順であっさり落ち着いた。テン3ハロン33秒8は一昨年に比べ0秒5、昨年に比べ1秒1も遅かった。ルルパンブルーの早め3番手は好判断。マルブツイースターは中団で余裕の追走。マヤノベンケイはこの後ろ。やはり大外枠では厳しかったようだ。ダノンゴーゴーは例の如く後ろから。 マルブツイースターは4コーナーで外を回してジワジワと動いていった。この外回しは前が固まっていたとはいえ許容できる範囲。先に抜け出しかけたルルパンブルーに併せに行って力で捻じ伏せる構え。勝ったな、と思った。そこへダノンゴーゴー。鞭使ってたか?マルブルイースターらを交わすところで既に流していた。ちなみに武豊騎手はこの日が39歳の誕生日だった。 マルブツイースターは問題ない追走、無難な追い出しを決めながらも2着。ダノンゴーゴーより1kg背負っていたとはいえ、これだけあっさり交わされたとなると相手が悪かったとしか言い様がない。ルルパンブルーは前述の通り早め進出が奏功。もう少し厳しい流れならマルブツイースターに競り勝てたかもしれないが、これは憶測の域を出ない。今後も前傾ラップの短距離戦ではマークしておきたい。 マヤノベンケイは大外枠で半強制的に後方からの競馬。マルブツイースターやルルパンブルーよりも後ろでは幾らなんでも厳しい。4コーナーの追い上げで脚を使っていた点からしてもこの結果は度外視で良いだろう。メイプルストリートは前に行かされた感じ。直線でルルパンブルーが並びかけてきたところで何も出来なくなった。 シルクビッグタイムは好位で流れに乗れていたものの、直線でスピードが乗らず7着まで。圧倒的なスピードを生かした3連勝ならまだしも前走は控えての勝利。芝の速さ比べでは負けて当然。バイオレットSでシルクビッグタイムに手も足も出なかったダイワシークレットがここで逆転した要因は芝経験の有無にあると思う。 |