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第12回エルムS(JpnIII)
2007年9月17日(Mon) 札幌ダート1,700M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 8 メイショウトウコン 牡5 58.0kg 池添謙一 1.43.3 458kg(+10) 2
2 5 7 マコトスパルビエロ 牡3 53.0kg 安藤勝己 1.43.9 3 1/2 506kg(-2) 3
3 1 1 ロングプライド 牡3 54.0kg 武豊 1.43.9 ハナ 516kg(+11) 1
4   7 10 イブロン 牡5 56.0kg 後藤浩輝 1.44.1 1 1/4 510kg(+10) 7
5   2 2 オリンピアンナイト 牡4 56.0kg 横山典弘 1.44.1 2 526kg(+16) 6
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重)
ハロンタイム 6.9 - 11.4 - 12.1 - 12.3 - 12.8 - 12.6 - 12.1 - 11.3 - 11.8
上がり 4F 47.8 - 3F 35.2
1コーナー 5,7,10(1,12)(9,11)-(4,13)8,2,6
2コーナー 5-7-10(1,12)(9,11)-13(4,8)-(2,6)
3コーナー 5,7(1,10)(9,11,12)8(13,4,2)6
4コーナー (5,*7)(10,8)1,11(13,9)(12,2)(6,4)

■レース回顧 砂を切り裂く怒涛の末脚・捲り一閃メイショウトウコン!
■レース解説

 フサイチパンドラがハナを奪う。マコトスパルビエロは2番手で続く。ロングプライドも早め5番手につける。メイショウトウコンは後方の外を進む。3コーナーを通過したところで2番手以降がフサイチパンドラとの差を詰めていく。メイショウトウコンも大外を通って一気に捲り上げる。マコトスパルビエロがフサイチパンドラに並びかけながら直線に向く。フサイチパンドラは後退、マコトスパルビエロが抜け出しかかったところへ、外からメイショウトウコンが楽に交わして先頭。ロングプライドとイブロンも追い上げるが2番手争いが精一杯。完全に抜けたメイショウトウコンが流しながらゴール。


■レース回顧

 ハズレ。フサイチパンドラ、まんまとアンカツの餌食にされてやんの。m9(^д^)プギャー

 マコトスパルビエロはハナから行く素振りを見せず、フサイチパンドラにあっさりとハナを譲った。フサイチパンドラの逃げならいつでも捕まえられると踏んでの2番手待機。フサイチパンドラは札幌記念に引き続いて緩い逃げで後続を手玉に取ろうとしたようだが、所詮は「籠の中の鳥」。早い段階でマコトスパルビエロらに突付かれ、4コーナーでお役御免。はいはい。

 それにしてもメイショウトウコンの捲り上げは凄かった。メイショウサムソン、ひいてはディープインパクトを彷彿とさせるオート進出。このコースで上がり3ハロン34秒5って何よ?気になったので調べてみたところ、ダート1,700Mにおけるこれまでの最速は'04年北斗賞でハードクリスタル(2着)が出した35秒4。上がりが掛かれば掛かるほど、メイショウトウコンの末脚は際立って見える。

 マコトスパルビエロ、ロングプライドの3歳勢2頭は4コーナーで全開。メイショウトウコンの楽な進出に対しては全くの無力だった。この2頭は本来ならダービーGP(盛岡ダート2,000M)へ向かうはずだったが、馬インフルエンザの余波で出走不能に。古馬との力差をまざまざと見せ付けられる結果になったとしてもある意味仕方ない。

 イブロンは4コーナーでマコトスパルビエロと共に早めに前に取り付き、そのままスパート。最後はロングプライドに確実に詰められて交わされ4着も、想定していたよりは走ってきた。速い時計にも対応出来ていたのも収穫。次走以降注目したい。


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