HOME > 重賞回顧 > 第42回中日新聞杯
第42回中日新聞杯(GIII) 2006年12月3日(Sun) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (父)(特指) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 1 | 1 | トーホウアラン | 牡3 | 55.0kg | C.ルメール | 1.57.8 | − | 484kg(+4) | 3 |
2 | 4 | 6 | インティライミ | 牡4 | 57.5kg | 佐藤哲三 | 1.57.8 | ハナ | 472kg(-6) | 2 | |
3 | ○ | 8 | 14 | マヤノライジン | 牡5 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.57.9 | 1/2 | 470kg(+2) | 4 |
4 | 3 | 3 | イーグルドライバー | 牡5 | 50.0kg | 北村友一 | 1.58.2 | 1 3/4 | 484kg(0) | 13 | |
5 | △ | 3 | 4 | トウショウシロッコ | 牡3 | 53.0kg | 吉田豊 | 1.58.2 | ハナ | 482kg(+18) | 5 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.7 - 10.9 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.8 上がり 4F 47.5 - 3F 35.4 1コーナー 5,8,12,9,6,14,1(2,7)(3,11,13)-4 2コーナー 5,8,12(6,9)(1,14)-(2,7)(3,11)13,4 3コーナー 5,8(12,9)(6,14)1(7,11,13)(3,4)2 4コーナー (5,*8,9)(6,12,14)(1,7)13(3,11,4)-2 |
■レース回顧 息詰まる内突きの攻防・最後は並んで抜きん出たトーホウアラン! |
■レース解説 ワイルドファイアーがハナを奪う。スターイレブン、ツルマルヨカニセも前に行く。インティライミはこれらを前に置いて控える。トーホウアランはこの内を進み、マヤノライジンはこれらの外を追走。マヤノグレイシーは中団内、トウショウシロッコは最後方待機。3コーナーを過ぎたところで好位の一角につけていたキープクワイエット、続いてマヤノライジンが動き出す。スターイレブンも仕掛けて前が固まりながら直線に向く。スターイレブン、キープクワイエットの競り合いを割ってインティライミが抜け出す。最内からトーホウアラン、外からマヤノライジンも追い上げて内外からインティライミに迫っていく。マヤノライジンが僅かに及ばず、トーホウアランとインティライミが並んでゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。さすがにこのクラスでインティライミ切りは無謀だったか…。(-_-) 中京芝2,000Mはスタンド前から向こう正面にかけては自然とピッチが上がるようで、ワイルドファイアーのごくありふれた逃げでもそこそこ速い流れになった。インティライミは普段通りの競馬で自然と好位が取れていた。マヤノライジンは中団付近で流れに乗り、トーホウアランはその内で脚を溜めていた。 3〜4コーナーの勝負どころを迎えてもインティライミ、トーホウアランは特に動きを見せず、直線で内を突く作戦に出た。ただインティライミが前を割って抜け出す間、トーホウアランは直後で立ち往生。あーあ、ルメールちゃんやらかしたなと思ったが、ここからはトーホウアランが頑張った。一旦は完全に抜け出したインティライミを内から追い上げ、鼻面を併せてフィニッシュ。奇しくも京都新聞杯勝ち馬同士のワンツーとなった。 マヤノライジンはトーホウアランやインティライミと違って外を回したことが少なからずラストで影響したようだった。休み明けながら1分57秒9で走っているのだから力はある。ローカルGIIIならそのうち勝てるだろう。トウショウシロッコは太めだったのはともかく、この時計で最後方待機ではどうしようもない。 マヤノグレイシーはどこを走っているのか分からなかった。レース後に審議になったが、マヤノグレイシー自身が3コーナーで内ラチに接触しかけて後退したということで結審。初の重賞挑戦で全く力が出せなかったのは残念。 |