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第37回読売マイラーズC(GII)
2006年4月15日(Sat) 阪神芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 8 11 ダイワメジャー 牡5 58.0kg 安藤勝己 1.36.2 530kg(-4) 1
2   6 6 ダンスインザムード 牝5 55.0kg 武豊 1.36.3 3/4 474kg(+2) 2
3 3 3 ディアデラノビア 牝4 55.0kg 岩田康誠 1.36.5 1 1/4 428kg(+6) 4
4   7 8 ニューベリー 牡8 57.0kg 柴原央明 1.36.6 3/4 508kg(+6) 6
5 4 4 プリサイスマシーン 牡7 57.0kg 後藤浩輝 1.36.6 ハナ 480kg(0) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:雨、馬場:稍重)
ハロンタイム 13.2 - 11.5 - 12.0 - 12.5 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.9
上がり 4F 47.0 - 3F 34.9
2コーナー 4(2,10)(8,11)-(3,6)1-(7,5)9
3コーナー 4(2,10,11)8,6(3,1)7-(5,9)
4コーナー (*4,10)(2,8,11)6(3,1)(5,7,9)

■レース回顧 外を回って楽々抜け出し・マイルで再び強さをみせたダイワメジャー!
■レース解説

 アグネススペシャルが出遅れ。プリサイスマシーン、ミスティックエイジが押し出されるようにして前に出る。ローエングリンが外からこれに取り付いていく。ニューベリー、ダイワメジャーはこの直後。ダンスインザムード、ディアデラノビアが中団につける。少頭数ながら各馬離れ気味。プリサイスマシーン先頭、ローエングリンとミスティックエイジが2番手で3コーナーをカーブ。ダイワメジャーが大外を回して進出。直後の集団が固まりながら直線に向く。プリサイスマシーンとローエングリンの叩き合いをダイワメジャーが外から交わして先頭。内で食い下がるプリサイスマシーンをダンスインザムードが交わして2番手に上がるも、ダイワメジャーが楽々先着。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。軸馬が連に絡んでも相手が来ない。今年だけで12回目。(ノ∀`)アチャー

 昨年後半から極度の不振を囲っているのだが、その主たる原因は紐が抜けることにある。年末定例アンケートで「印の数を増やしたらどうか」等のアドバイスを頂いたものの、印4つで当てることに意義があると考えているので思い止まった。そもそも紐が抜けて外れた時は「何故来る馬を見過ごし、来ない馬を3頭も抑えたのか」という反省が先に来なければならない。

 ローエングリンが仕掛けず、スタート直後に先頭に立ったプリサイスマシーンがそのままレースを引っ張る展開。テン3ハロン36秒7、1,000M通過61秒3とこのクラスにしては極端なスローになった。純粋な速さが求められた例年とは違い、道中いかに脚を溜めたかが勝敗を分けた感がある。

 ダイワメジャーは大外からのスタートで、道中もそのまま外を通った。4コーナーは若干手を動かし気味だったが、鞭を入れてからの伸びが違った。ペースが緩く、相手も手薄だったのを差し引いても強い勝ち方だった。

 ダンスインザムードはダイワメジャーを前にみる位置で綺麗に折り合い、比較的楽な手応えでダイワメジャーを追いかけていった。結局同じような脚色で交わせず終いだったが、昨秋以来のぶっつけで通用したのは評価したい。この馬は牝馬限定では脆いところをみせるが、牡馬相手だと実力以上に走る。

 ディアデラノビアはダンスインザムードと同じような位置取りだったが、ダンスインザムードが持ったままで進出したのに対し、こちらは鞭全開でようやく互角といった状況。着差以上に上位2頭との力差を感じた。ただ上がりはアルビレオと並んで最速だった。

 プリサイスマシーンは先導役に仕立て上げられ、後続の追撃に為すすべなく敗れた。前走が速い流れに乗っての好走で、ここは不本意なレースだったに違いない。ローエングリンは何故抑えたのか不明。他と同じ土俵に立ったところで勝ち目が無いのは目に見えていたはず。


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