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第53回府中牝馬S(GIII)
2005年10月16日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   5 10 ヤマニンアラバスタ 牝4 55.0kg 江田照男 1.46.7 452kg(-4) 1
2 5 9 マイネサマンサ 牝5 55.0kg 内田博幸 1.46.9 1 1/2 478kg(+6) 7
3 1 2 オースミハルカ 牝5 56.0kg 川島信二 1.47.0 1/2 470kg(+4) 4
4   3 6 マイティーカラー 牝5 55.0kg 内田浩一 1.47.1 3/4 476kg(-8) 8
5 7 13 チアズメッセージ 牝5 55.0kg 津村明秀 1.47.2 3/4 504kg(+2) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重)
ハロンタイム 12.8 - 11.7 - 11.9 - 12.3 - 12.0 - 12.1 - 11.1 - 11.3 - 11.5
上がり 4F 46.0 - 3F 33.9
2コーナー 2,12(1,9)(13,15)(6,10)(14,16)(3,11)(8,17)5,4,7
3コーナー 2-(1,12)(9,15)(6,10,13)-(3,14)(11,16)7(8,17)5,4
4コーナー 2(1,12)(9,15)(10,13)6(3,14)(7,11,16)(8,17,5)4

■レース回顧 只今末脚絶好調・重賞連勝で頂上目指すヤマニンアラバスタ!
■レース解説

 スティルインラブ、フィヨルドクルーズが出遅れ。オースミハルカがハナを奪う。オースミコスモ、マイネサマンサ、レンドフェリーチェがこれに続く。レクレドールが好位の外につける。これを見る形でチアズメッセージ、ヤマニンアラバスタ、マイティーカラーが併走。アズマンサンダースは中団待機。スティルインラブは後ろから2番目、最後方はダンスインザムード。オースミハルカが1馬身のリードを保ちつつ単独で直線に向く。2番手からオースミコスモ、レンドフェリーチェが追ってくるがオースミハルカが踏ん張る。直線半ばを過ぎ、外からヤマニンアラバスタが進出。なおも粘るオースミハルカを交わして先頭。そのまま加速を強め、後続を離してゴール。


■レース回顧

 ハズレ。ヤマニンアラバスタをスルーした時点で負け確定。m9(^д^)プギャー

 このサイトを毎週ご覧になられている方はうすうす感じておられると思いますが、私は予想が下手糞です。1番人気の取捨にしても、今月だけでオールカマー:◎ヴィータローザ5着、毎日王冠:◎ダイワメジャー5着。札幌2歳S:○アドマイヤムーン1着、スプリンターズS:○サイレントウイットネス1着、デイリー杯2歳S:○マルカシェンク1着、府中牝馬S:無印ヤマニンアラバスタ1着。我ながらワザとやってるんじゃないかと思えてくる。

 ヤマニンアラバスタは新潟記念同様、中団から抜群の脚色。走りやすい外を選んで真っ直ぐに突き抜けてきた。連勝中はゴールに近付くにつれ更に加速しているような感じ。一時期の低迷が嘘のような快進撃で一気にGIが見えてきた。

 マイネサマンサは先行争いで引っ掛かりかけ、道中は折り合いに専念。ポジションをやや下げたところで落ち着き、直線巻き返しをかけたがヤマニンアラバスタの脚色の前に沈黙。ゴール寸前でオースミハルカを競り落とすのが精一杯だった。重賞2着はマーメイドSに次いで2回目。距離は短いほうが良さそうで、阪神牝馬S辺りが狙い目か。

 オースミハルカは福島牝馬Sでも軸にしていたほどで、その先行力は高く評価していた。結果は直線伸び切れずの4着とはいえ、58kgを背負って自ら動いて0秒5差。適量かつ先行勢手薄ならという見込み通り、主導権を奪って見せ場十分。速い上がりにも耐えての3着なら負けて尚強しといった印象。

 他では4着マイティーカラーの伸び脚が目を引いた。前走差し切り勝ち+父トニービンで活性化。湿った馬場も苦にしないようだ。アズマサンダースはヤマニンアラバスタと同じ位置にいながら鞭を入れてから内側へヨレてしまった。いかにも休み明けといった感じ。レクレドールは単に前について行っただけ。地道に末脚を伸ばす作戦も不発に終わった。ジリ脚は兄譲り。

 不振の桜花賞馬2頭は共に凡退。最後方からの競馬を試みたダンスインザムードは大外からグイグイ伸びたがいかんせん後ろ過ぎて届かず。ただ走る気がみられたのは何より。一方スティルインラブは出遅れ→後方→伸びずでシンガリ。ダンスインザムードは単にわがままなだけだが、スティルインラブは精神的にやつれている様子。


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