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第12回テレビ東京杯青葉賞(GII) 2005年4月30日(Sat) 東京芝2,400M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 1 | 1 | ダンツキッチョウ | 牡3 | 56.0kg | 藤田伸二 | 2.26.9 | − | 478kg(-10) | 1 |
2 | ◎ | 5 | 10 | ニシノドコマデモ | 牡3 | 56.0kg | 田中勝春 | 2.26.9 | クビ | 468kg(-6) | 6 |
3 | 4 | 7 | ブレーヴハート | 牡3 | 56.0kg | 柴田善臣 | 2.27.0 | クビ | 508kg(-4) | 2 | |
4 | 2 | 4 | チョウサン | 牡3 | 56.0kg | 横山典弘 | 2.27.0 | ハナ | 490kg(-6) | 8 | |
5 | 3 | 6 | アフリカンビート | 牡3 | 56.0kg | G.ボス | 2.27.1 | 1/2 | 498kg(-26) | 12 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.9 - 11.1 - 12.2 - 13.0 - 12.7 - 12.8 - 13.0 - 12.3 - 12.2 - 11.3 - 11.5 - 11.9 上がり 4F 46.9 - 3F 34.7 1コーナー 2,4(1,8)15(3,17)5,6(7,10,12)(13,11,16)(9,14) 2コーナー (*2,4)(1,8)15(3,17)5(6,10)(7,12)(13,11)16(9,14) 3コーナー (*2,4)8(1,15,12)17(3,5,16)10(6,7,11)(13,14)-9 4コーナー (*2,4)(1,8)(15,12)(3,17)(5,16)(6,7,10,11)(13,14)-9 |
■レース回顧 予行演習無難に修了・まだ見ぬ怪物に敢然挑むダンツキッチョウ! |
■レース解説 ウインストライダーがダッシュ良く前に出る。内からワールドアベニューが押し上げてハナに立つ。チョウサンも早めに行く。ダンツキッチョウはその直後に入る。コスモオースティンも好位集団の一角。イブキレボルシオンは直後の外、ニシノドコマデモは馬群の中を追走。隊列はほぼ一団。先行集団が固まったまま直線に向く。外チョウサン、内ダンツキッチョウが直線半ばで抜け出す。ブレーヴハート、アフリカンビートが併せで進出。更にそれらを上回る勢いでニシノドコマデモが猛追。前2頭が粘り込みを図るところへニシノドコマデモとブレーヴハートが突っ込むも、ダンツキッチョウが僅かに振り切る。 ■レース回顧 馬単裏抜けハズレ。くっそ〜、あと少しだったのに…。・゚・(ノД`)・゚・ 馬複なら本線的中。でもそのようなことは言わない。何が何でも当たりにもっていかなければならないわけではない。多くの競馬サイトは「馬券を当てる」ことを念頭に作られている。だから安易にボックス買いで的中などと言う。本線に推した馬が消えているのに当たったとするなら、それは馬券が当たっただけで予想はハズレである。塞翁が馬は「予想を当てる」ことを念頭に置いている。予想に自信がある時は馬単で大きく、半信半疑の時はタテ目や3連複で保険をかけるようにしている。 ダンツキッチョウは無理のない流れを早めに察知して好位をキープ。勝負どころは前が固まっていてすぐには動けなかったが、直線で内に開いた一頭分のスペースから上手く抜け出してきた。ジリジリとしか伸びなかったのはいつものこと。勝つには勝ったものの、次に繋がるような内容ではなかった。 ニシノドコマデモもこれまでの位置取りよりも前にいた。4コーナーで外に振ったのは想定の範囲内。ただ肝心の手応えがイマイチで、どこかモタモタしていた。周りに馬がいないところまで持ち出し、ラスト200Mで猛然と突っ込んできたが僅かに及ばなかった。先週のディアデラノビアのようにスパッと切れてくれないのがもどかしい。 ブレーヴハートは直線に向いたところでほぼ最後方という苦しい位置から巻き返してきた。追われてから鋭い伸びをみせており、反応自体は悪くなかった。ただニシノドコマデモほどの破壊力は感じられず、次走以降の通用は少々疑問。 ニューヨークカフェは兄がマンハッタンカフェというだけで人気を集めていたような気がする。前走が関東の条件戦でクビ差辛勝。レース振りがどうだったかという以前に弱い。その点ダンツキッチョウに喰らいついていったチョウサンはよく頑張った。 イブキレボルシオンは好位集団の直後という理想的な追走が出来ていながら、4コーナーで手応えを無くしていた。前走が平凡な時計だったように、開幕直後の絶好馬場が向いていなかったのかもしれない。ただこの位の時計で付いていけないようでは苦しい。リアルコンコルドは内から追い上げていった時点で既に無理筋。追い出してからフラついたり、前の馬につっかかりかけたりするなどのロスがあった。ここを使ったことでの成長を見込みたい。 |