HOME > 重賞回顧 > 第47回毎日放送賞スワンS
第47回毎日放送賞スワンS(GII) 2004年10月31日(Sat) 京都芝1,400M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 1 | タマモホットプレイ | 牡3 | 55.0kg | 本田優 | 1.21.9 | − | 462kg(+10) | 10 | |
2 | ◎ | 5 | 10 | マイネルソロモン | 牡4 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.21.9 | アタマ | 474kg(-2) | 5 |
3 | ○ | 8 | 18 | メイショウボーラー | 牡3 | 55.0kg | 福永祐一 | 1.21.9 | クビ | 480kg(+14) | 1 |
4 | 7 | 15 | ゴールデンキャスト | 牡4 | 57.0kg | 小牧太 | 1.22.0 | クビ | 488kg(+16) | 9 | |
5 | ▲ | 3 | 6 | フォルクローレ | 牝5 | 55.0kg | 佐藤哲三 | 1.22.0 | クビ | 460kg(-6) | 4 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.5 - 11.6 - 11.6 - 12.1 - 11.5 - 12.4 上がり 4F 47.6 - 3F 36.0 3コーナー 2,16(11,17)(8,18)9,10,15,1(7,12)(6,14)-5,13(3,4) 4コーナー 2(16,18)11,17(9,8,10,15)-(7,1)(12,6)(5,13)(3,4,14) |
■レース回顧 大舞台から得意舞台へ・無欲の大外強襲タマモホットプレイ! |
■レース解説 ロイヤルキャンサーが出遅れ。内からギャラントアローが押してハナを奪う。シーイズトウショウが馬なりで続く外からマルターズヒートが交わして単独2番手につける。メイショウボーラーは先頭集団を前に見る形で控える。ゴールデンキャスト、マイネルソロモンは中団待機、タマモホットプレイが内を併走。ネイティヴハートは後方から徐々に上がっていく。3〜4コーナー中間で逃げるギャラントアローにマルターズヒートが並びかけていく。直後にシーイズトウショウ、大外を伝ってメイショウボーラーも押し上げる。直線に向いたところでギャラントアローが突き放しにかかるが、シーイズトウショウがこれを楽に捉えて交わす。外からはメイショウボーラー、マイネルソロモン、ゴールデンキャストが接近。メイショウボーラーとマイネルソロモンが抜け出て競り合うところへ大外からタマモホットプレイが急追。まとめて抜き去る。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。よし、本線ゲット。…えっ、ちょっとちょっと!嘘?あぁ…。_| ̄|○||| タマモホットプレイは道中内を追走していたが、3コーナーを過ぎたところで動き出したメイショウボーラーとマイネルソロモンを追いかける形で外に進路を変更。そして直線に向いたところで一気に大外へ持ち出した。今の京都は外差しが有効。前が次々入れ替わる消耗戦になったことも同馬にとってはラッキーだった。 マイネルソロモンは4コーナーで外寄りに幅を持たせたことでスムーズな追い出しが出来ていた。いつも肝心なところで窮屈な競馬を強いられていたのでこれなら勝てると思った。徐々にスピードが乗り、内で粘るメイショウボーラーを交わしたところでゴール、となるはずだったが…。重賞には微妙に縁が無い。 メイショウボーラーはゴールまでしっかり追われながらバテた様子は見られず、地力上位を改めてアピール。後方からの追撃に逆らえないのは今に始まったことではない。ハイペースにもある程度対応できることが確認出来ただけでも収穫。 シーイズトウショウは直線で一旦先頭に立ちながら、直後からメイショウボーラーが迫ってきた辺りで手応えが怪しくなった。テンのスピードを保ったままのなだれ込みが身上で、少しでも距離が伸びると他馬に差される心配が出てくる。 フォルクローレは目立たなかったが長くいい脚が使えていた。当初の脚色はタマモホットプレイを上回っており、上がり34秒7はネイティヴハートの34秒5に次ぐ2位。地力不足は否めないが、どこかで一発をかます雰囲気は持っている。 |