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第52回北海道新聞杯クイーンS(GIII) 2004年8月15日(Sun) 札幌芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 5 | 7 | オースミハルカ | 牝4 | 55.0kg | 川島信二 | 1.47.5 | − | 470kg(+6) | 5 |
2 | 1 | 1 | エルノヴァ | 牝5 | 55.0kg | D.ホワイト | 1.47.5 | クビ | 460kg(0) | 6 | |
3 | 6 | 9 | ヤマニンシュクル | 牝3 | 52.0kg | 四位洋文 | 1.47.8 | 2 | 468kg(+2) | 3 | |
4 | 4 | 5 | ニシノムーンライト | 牝5 | 55.0kg | 横山典弘 | 1.48.0 | 1 1/4 | 458kg(+4) | 10 | |
5 | 2 | 2 | マイネヌーヴェル | 牝4 | 55.0kg | 藤田伸二 | 1.48.0 | ハナ | 506kg(+8) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 11.5 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 11.4 - 11.5 - 12.7 上がり 4F 47.5 - 3F 35.6 1コーナー 7,12(4,5,6,13)(3,9)(1,2,10)(8,11) 2コーナー 7(5,12)(4,6,13)(3,9)(1,2,10)(8,11) 3コーナー 7,12(5,13)(6,9)(4,3,10,11)1(2,8) 4コーナー 7-5(12,13)(4,6,3,1,9)(2,10,8)-11 |
■レース回顧 力で挑んだ単騎逃げ・オースミハルカが堂々連覇! |
■レース解説 オースミハルカがハナを奪う。ニシノムーンライト、チューニーが直後をマーク。チアズメッセージはこれらを見る形で若干控える。その内にウイングレットが追走。その直後にオースミコスモ、並んで外にヤマニンシュクルがつける。エルノヴァは中団後方、マイネヌーヴェルは後ろから2頭目を追走。前後さほどバラけず、オースミハルカが持ったままの手応えで3コーナーを回る。2番手チューニーに外からチアズメッセージが並びかける。オースミコスモ、ヤマニンシュクルも徐々に進出。オースミハルカが後続を離しながらそのままラストスパートに移る。大混戦の2番手集団からエルノヴァが一気に抜けて前を追う。エルノヴァがゴール前際どく迫るもオースミハルカがこれを凌ぎ切る。 ■レース回顧 ハズレ。「行った者勝ち」と分かっていても外すこの辛さ。(´д`) 4コーナーで先頭に立っている馬が勝つクイーンS。その候補としてウイングレットを選んだのだが、実は今まで4コーナーで先頭に立っていたことが無いということをレースが終わってから気付いた。前走逃げていた馬が1頭しかおらず、かつそれが前年の覇者となればもう何も迷うことは無かったはず。逃げ馬の取捨を試す絶好機でハズレを引いたショックは大きい。 オースミハルカは直後の馬に突付かれず楽逃げが打てたのが大きい。昨年の覇者にしてはえらくマークが緩かったのは愛知杯の内容が関係しているとしか思えない(実際自分も無意識のうちに◎から△に印を落としていた)。逃げ・追込といった脚質パフォーマーの場合、型に嵌れば途端に走る。4コーナーで後続が詰め寄り始めた時にはオースミハルカも加速を強めていた。 エルノヴァは後続勢の中で唯一勝負どころの反応が目に付いた。オースミハルカを追いかけることに専念して手応えを失いかけていたその他大勢とは違い、明らかに余裕ある脚色。メンバー最速の上がり34秒8であわやオースミハルカを交わすところまで迫っており、内容もこちらの方が良かった。府中牝馬Sで重賞制覇か。 ウイングレットは抑えて4番手に下がったところで100%無いと思った。果敢にハナを奪うか、他に行かせて直後につけて出し抜くかを想定して印を打っていただけにこの消極策にはガッカリ。案の定4コーナーでペースが上がり始めたところで全く動けなかった。 チアズメッセージは外を回った影響もさることながら、楽逃げのオースミハルカに並びかけられず直線失速。4コーナー手前で鞭が入っており、かなり追い詰められていた。オースミハルカはそのうちタレてくるだろうという読みだったに違いない。 オースミコスモも馬群を割って一瞬伸びかかったが、ラストで脚がパッタリ止まった。最近は軽ハンデを貰ったかのような素軽い動きを披露していただけに今回の走りは重苦しさを感じた。時計勝負志向の同馬にとっては重い洋芝も合わなかったものと思われる。 |