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第9回プロキオンS(GIII) 2004年6月20日(Sun) 阪神ダート1,400M 3歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 8 | 14 | ニホンピロサート | 牡6 | 57.0kg | 小牧太 | 1.22.3 | − | 522kg(+6) | 2 | |
2 | ◎ | 7 | 13 | エイシンハンプトン | 牡4 | 56.0kg | 武豊 | 1.22.5 | 1 1/2 | 524kg(0) | 1 |
3 | 8 | 15 | インタータイヨウ | 牡5 | 57.0kg | 秋山真一郎 | 1.22.5 | アタマ | 472kg(-2) | 9 | |
4 | 7 | 12 | ニューベリー | 牡6 | 56.0kg | 柴原央明 | 1.23.0 | 3 | 498kg(+2) | 10 | |
5 | 2 | 3 | サカラート | 牡4 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.23.1 | クビ | 466kg(-2) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.5 - 11.5 - 12.0 - 11.8 - 11.6 - 12.6 上がり 4F 48.0 - 3F 36.0 3コーナー 11,12(1,14,15)3(4,5,13)(8,9,7)(2,6,10) 4コーナー (*11,12)(14,15)3,13(1,4,7)(8,6,5,9)(2,10) |
■レース回顧 中央JK小牧太の初仕事・ニホンピロサート復調V! |
■レース解説 ニューベリーが好スタートから先頭を窺うが、内からギャラントアローが押してハナを主張する。ヒカリジルコニア、ニホンピロサートも前々につける。エイシンハンプトンは少し下げて中団に構える。ビワシンセイキは馬群の内、ツルマルファイターは後方馬群で待機。ニューベリーがギャラントアローに並びかけて直線に向く。ギャラントアローが二の脚を使って食い下がるも、ニューベリーが直線半ばでこれを振り切って先頭に踊り出る。直後からはニホンピロサート、インタータイヨウが接近。2頭がニューベリーを交わす。更に後方からエイシンハンプトンが急追しインタータイヨウを捉えるが、先に抜け出していたニホンピロサートには及ばず。ニホンピロサートがゴール前流して完勝。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。ニホンピロサートはわざと買わなかった。負け惜しみじゃないよ。(`・ω・´)シャキーン エイシンハンプトンからニホンピロサートに印を回すと配当が安い。かと言って一点勝負は心許ない。そこで出た結論は「ニホンピロサート外し」だった。レースはニホンピロサートが制したが、勝っても不思議の無い馬だったのでいつものような落胆は無かった。 ニホンピロサートは思っていたよりも前々でレースを進めていたのをみてやられた、と思った。斤量は前走より軽く、前走後塵を拝したエイシンハンプトンは後ろにいる。僅かなリードで逃げるギャラントアローを内に見ながら手応え十分。直線では小牧太騎手の気迫のこもった鞭捌きを見ることが出来た。ヨシトミ(柴田善臣騎手)もこれくらい追って欲しいものだ。 エイシンハンプトンは4コーナーで追っ付け鞭が入っており、行きっぷりはそれほど良くなかった。頭も高く、追い出してからもなかなかスピードが乗らない。ラストで上がり最速の脚を使って突っ込んできただけに能力の高さには疑いようはないが、ややクセのある馬のように感じた。 ビワシンセイキはペースが上がり出してから一方的に取り残されていた。追い出してからサッパリな馬だけにこの時点で終了。前走で長距離を使ってバテたのが良い方向に出るという読みだったが、逆に長距離を使ったことでレース勘が鈍ってしまった模様。前のレースで安藤勝己騎手が落馬・負傷し、直前で急遽乗り替わりとなった安田康彦騎手も大事に乗り過ぎてしまった感がある。ただこれは責められない。 ツルマルファイターは昨年と全く同じ時計で走っており、この馬なりに能力は出し切っている。確実に追い込んで来ていたが、やはり前が止まってくれないと苦しい。時計も速くなり過ぎると出番が無くなってしまうようだ。オープンクラスに上がってからまだ1勝もしていないというのもこの辺りが影響しているからに他ならない。 ギャラントアローは単騎逃げに持ち込めていたが、直線でニューベリーに捉えられてからは何も出来なかった。ダート実績の無さが一番の敗因として持ち上がるが、それ以上に勢いが感じられなかったのも事実。単騎逃げに持ち込みながら4連敗となったのは精神的な問題を抱えているからではないだろうか。人気薄で散々穴を開けてきた馬だけに今後の推移は慎重に見守りたい。 |