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第42回愛知杯(GIII) 2004年6月6日(Sun) 東京芝1,600M 3歳以上オープン ハンデ (牝)(混)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 7 | 14 | メモリーキアヌ | 牝4 | 52.0kg | 秋山真一郎 | 2.00.6 | − | 460kg(-6) | 9 | |
2 | ▲ | 5 | 9 | チアズメッセージ | 牝4 | 56.5kg | 幸英明 | 2.00.7 | クビ | 498kg(-2) | 5 |
3 | 8 | 16 | エリモピクシー | 牝6 | 54.0kg | 渡辺薫彦 | 2.00.7 | クビ | 466kg(+6) | 8 | |
4 | △ | 6 | 12 | マイネヌーヴェル | 牝4 | 55.0kg | 小牧太 | 2.00.8 | クビ | 502kg(0) | 3 |
5 | 4 | 7 | チャーミングクリス | 牝4 | 50.0kg | 菊沢隆仁 | 2.00.9 | 3/4 | 482kg(+2) | 7 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.2 - 10.5 - 11.0 - 11.7 - 12.2 - 12.3 - 12.9 - 12.4 - 12.5 - 12.9 上がり 4F 47.0 - 3F 35.1 1コーナー 5-13(1,2,17)(4,12)(6,10)-(9,15)(8,18)7(11,3)16-14 2コーナー 5-13(1,2,17)-4(6,12)10-(9,15,18)8(11,7)3,16-14 3コーナー (5,*17)(11,6,1)(4,2,10)(9,15,18)8(7,3)16,14-(13,12) 4コーナー 11,17(15,6,1,10,18)(5,8,4)(9,7,3)14(2,16)=12,13 |
■レース回顧 最内捲って一気に先頭・勝ち方鮮やかメモリーキアヌ! |
■レース解説 各馬が横一線で様子を窺う中、アインクライマー、オースミハルカ、カレンバレリーナの3頭が先手を窺う。向こう正面に入ったところでアインクライマーが先頭。オースミハルカが単独2番手につける。直後にトーセンリリー、シアリアスバイオ、カレンバレリーナが固まって追走。チアズメッセージは中団の内、メモリーキアヌは後方寄りを追走。マイネヌーヴェル、ヘヴンリーロマンスは後方待機。3コーナーを過ぎ、先行2騎がズルズル後退。各馬の動きが慌しくなりながら直線に向く。最内からメモリーキアヌが逸早く先頭に踊り出る。直後からチアズメッセージ、シルクサンライズが続くが差は縮まらない。メモリーキアヌがそのまま押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。軸馬が大差のシンガリ負け。勘弁してよ…。・゚・(ノД`)・゚・ 中継画面の上半分に映る隊列を眺めていると、何頭かがズルズルと後退していくのが見えた。「あの馬買った人はこれでレース終わりだなぁ」と人事のように思っていたが、4コーナーを回るところの映像を見て愕然とした。あの一番後ろを歩いている黄色いメンコはひょっとして… オースミハルカ? …終わった。(´・ω・`) 休み明けでハイペースに巻き込まれたのが影響したにしても半端ではない止まり方。直線の実況では名前を呼ばれることはおろか姿さえ見えない。それでも何とか完走にこぎつけており、大事に至らなかっただけでも良しとしておきたい。 メモリーキアヌは持ったままの手応えで内から進出。4コーナーにかけてさらに加速を強め、気付いた時には先頭に立っていた。フリージア賞(中京芝2,000M・2着)、忘れな草賞(阪神芝2,000M・1着)など、過去にも何度か捲りを試みたことがあったが、ここまで鮮やかに決まるとは思わなかった。早め進出で馬に気を抜かせなかったことも好走に繋がったようである。 チアズメッセージも他馬の仕掛けに連動して3コーナー過ぎから動き始め、4コーナーを回るところで早くも鞭を飛ばして応酬。先に抜け出して先頭を行くメモリーキアヌを捉える余力は残っていなかったが、トップハンデでこれだけ動ければ上出来。ハイペースにも相当強いことが確認出来た。 追い込み勢ではエリモピクシー、マイネヌーヴェルがクビ・クビの接戦に持ち込んだ。エリモピクシーは相変わらずジワジワと伸びて終わり。これでは前が止まっても苦しい。マイネヌーヴェルは手応えが無さそうに見えながらラスト100Mを切ったあたりでいきなり突っ込んできた。ゴールに近づくにつれてぐんぐん加速しており、不器用な面も垣間見える。 人気どころはシャイニンルビーが7着、ヘヴンリーロマンスが10着。シャイニンルビーは勝負どころで加速がつき過ぎて外へ膨らんだのが響いた。ヘヴンリーロマンスはハイペース&早仕掛けという忙しい流れについて行けず、勝負に加われなかった。 |