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第8回アンタレスS(GIII)
2003年4月27日(Sun) 京都ダート1,800M 4歳以上オープン 別定 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 9 ゴールドアリュール 牡4 59.0kg 武豊 1.49.7 504kg(-8) 1
2 2 4 イーグルカフェ 牡6 59.0kg 田中勝春 1.51.0 8 478kg(-6) 4
3   1 2 ディーエスサンダー 牡4 56.0kg 勝浦正樹 1.51.0 ハナ 494kg(-4) 9
4   2 3 タニノゴードン 牡6 56.0kg 幸英明 1.51.5 3 506kg(+4) 7
5 6 11 タイムパラドックス 牡5 56.0kg 安藤勝己 1.51.9 2 1/2 436kg(-2) 2
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:稍重)
ハロンタイム 12.0 - 11.2 - 12.4 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.4 - 12.7
上がり 4F 49.6 - 3F 37.3
1コーナー 1,9,12(3,16)6(2,14)4,7(5,13)(8,15)11,10
2コーナー 1,9,12,3,16(2,6)14,4(7,13)5,8(10,15)11
3コーナー 1,9,12-3-(2,6)(4,16)14(5,7,13)11(10,8)-15
4コーナー (1,*9)-(3,12)-2-4,6,5,16(7,13)(11,14)10,8,15

■レース回顧 逃げ馬抑えて直線一人旅・ゴールドアリュール圧勝!
■レース解説

 ゲイリーエクシードがアオったスタート。いつものようにスマートボーイが出鞭連発でタニノゴードンを制してハナに立つ。しかし1コーナーを周る段階で早くも断然人気の実績馬ゴールドアリュールが直後をぴったりマーク。以下サンライズキング、タニノゴードンと続く。イーグルカフェは馬群中央、タイムパラドックスは後ろから2・3番手を追走。3〜4コーナー中間で各馬が仕掛けに入るがゴールドアリュールは馬なり。コーナリングであっさりとスマートボーイを交わすと後は完全に独走。2着争いは外のイーグルカフェが内のディーエスサンダーを僅かに退けて先着。


■レース回顧

 馬複◎−○(40%)的中。恥ずかしながらスマートボーイ消しに初めて成功。\(^o^)/バンザーイ

 スマートボーイは向こう正面の様子を見るだけで勝ち負けが分かる。セーフティーリードを奪っているのを見ては「ああ、今回もやられた…」と嘆いてばかりいた。そうなってしまうと3〜4コーナーで後続馬が詰めにかかっても後の祭り。そのまま二の脚を使って粘り込むというのが今までの勝ちパターン。しかし今回はその勝ちパターンとは明らかに違う。

 ゴールドアリュールがスマートボーイの直後をぴったりマークしている。まさに蛇に睨まれた蛙。下手に動けばやられる。かといって二の脚で突き放せる相手でも無い。先行脚質のゴールドアリュールがスマートボーイをマークするのはむしろ自然な成り行きで、マークしたことによる自滅も考えられない。このことはレース前から簡単に予測が立ったため今度こそ馬群に沈むと確信した。

 ゴールドアリュールは順当勝ちにつき特にコメントすべき点は無い。イーグルカフェの2着も同様。ただゴールドアリュールとイーグルカフェでは後者への信頼が置けなかったのでワイド前提の3連複を組み立てることは出来なかった。三下相手ならイーグルカフェ軽視は禁物ということか。ディーエスサンダーの3着はこのコースで2着が一度あり、穴で来やすいマーチSの経由馬ということで納得出来る。

 それにしても今週の京都ダートはやたらと前残りが多かった。全9レースのうち6レースで逃げ馬が3着以内に残り、そのうち3レースで完全な行った行った。後ろから届いたのは土曜2Rのチャーミングクリスとこのレースのイーグルカフェ、ディーエスサンダーぐらい。4コーナーで好位につけていなければ即アウトの状況。このような状況でタイムパラドックスを買うのは自殺行為。むしろ5着まで来たのは凄いとさえ言える(勝ち馬からは2秒2も離されているが)。ちなみにアンタレスSの後の最終レースは行った行ったで万馬券決着だった。来週も午前中のレースから前残り度をチェックして穴狙いを実践してみたい。


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