HOME > 重賞回顧 > 第43回きさらぎ賞

第43回きさらぎ賞(GIII)
2003年2月16日(Sun) 京都芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 8 ネオユニヴァース 牡3 56.0kg 福永祐一 1.49.6 482kg(-6) 3
2 5 7 サイレントディール 牡3 57.0kg 武豊 1.49.7 1 1/2 516kg(+2) 2
3 1 1 マッキーマックス 牡3 56.0kg C.ルメール 1.49.7 クビ 476kg(-2) 1
4 6 9 ホシコマンダー 牡3 56.0kg 佐藤哲三 1.49.8 クビ 440kg(0) 7
5   3 3 マイジョーカー 牡3 56.0kg 池添謙一 1.50.0 1 1/4 458kg(0) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重)
ハロンタイム 12.8 - 11.4 - 12.0 - 12.6 - 12.9 - 12.4 - 11.8 - 11.8 - 11.9
上がり 4F 47.9 - 3F 35.5
3コーナー 2(6,14)(4,5,8)10(3,1,11)9,7,12,13
4コーナー (*2,6)(4,5,14,8)(3,1,10)(7,9,11)(13,12)

■レース回顧 シンザン記念再戦ムードに一喝・ネオユニヴァース重賞制覇!
■レース解説

 クワイエットデイが浮き上がるようなスタート。ワンモアチャッターもスタート後フラつく。マッキーマックスは半馬身程置かれるような感じもまずまずのスタート。内からチキリテイオーが先手を奪い、ビッグウルフ、ブイロッキー、エイシンクッシングといった辺りが直後を形成。ネオユニヴァースは先頭集団の直後、マッキーマックスは中団内、サイレントディールはそこから2〜3頭後方を追走。1,000M通過61秒7という淡々とした流れの中、各馬はほぼ一団。4コーナーから直線に向き、ネオユニヴァースが大外から内へ切れ込むようにして追い出しを開始。前で粘るチキリテイオーとブイロッキーを難なく捉えて先頭へ。前が若干壁になりながらもこれをこじ開けたサイレントディール、外後方から必死に追い上げたマッキーマックスを押さえ込んでゴール。


■レース回顧

 タテ目ハズレ。最近サッパリ当たらない。もはや芸術の域かも。・゚・(ノД`)・゚・

 きさらぎ賞の勝ち馬が直近5年で4回も年明け後の500万下経由馬から出ていること、武豊騎手がきさらぎ賞騎乗機会4回連続連対中だったことからすれば、馬単8→7(26.5倍)は楽々ゲット出来ていたはず。予想印順に投資配分する必然性は何処にも無いのだから、今後は馬券構築でこういった点も考慮に入れていきたい。まあいつも予想構築の時点から躓いているわけだが。

 マッキーマックスは4コーナーから直線に向くところで、すぐ前にいたダイワブレスイングが外へ「退いてくれた」にも関わらず、その外へ膨らんでいた。これについてルメール騎手は「道悪でノメり通しで4コーナーではバランスを崩したほど。これにつきます。」とコメントしている。バランスを崩しているようには見えなかったが、手前を変えるにはスピードが乗り過ぎていたのは事実。咄嗟の判断で内を突くのは難しかっただろう。新鋭のネオユニヴァースに勝たれた上にサイレントディールにも再度の先着を許したのは痛いが、引き続き成長を見届けていきたい馬だ。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.