HOME > 重賞展望 > 第51回毎日放送賞スワンS
第51回毎日放送賞スワンS(GII) 2008年11月1日(Sat) 京都芝1,400M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
||||||
枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | レットバトラー | 差 | 92 | 前走善戦も内枠の利あり。勝ち負けまでは辛い。 | |
2 | ジョリーダンス | 差 | 97 | 前傾ラップの消耗戦希望。自力だと届かない。 | ||
2 | 3 | サブジェクト | 先 | 87 | 前走前有利の展開でシンガリ。能力不足明白。 | |
4 | カノヤザクラ | 差 | 97 | 肝心要の前走出負け。夏から連戦の疲れ心配。 | ||
3 | 5 | トーセンザオー | 差 | 92 | 差せる脚あるが物足りない。現状前崩れ待ち。 | |
6 | タマモホットプレイ | 差 | 94 | 4年前の勝ち馬。但し今年は全く良いところ無く。 | ||
4 | 7 | ローレルゲレイロ | 逃 | 97 | 行き脚つく上速い。久々でも稽古量充足で通用。 | △ |
8 | トールハンマー | 追 | 92 | 前走も付いて回るだけ。時計問われると厳しい。 | ||
5 | 9 | ファイングレイン | 差 | 98 | 秋2戦が案外。直線平坦好感も再び59kg背負う。 | |
10 | タマモサポート | 先 | 97 | 前手薄だとたまに残る。ただ1,400Mは忙しいか。 | ||
6 | 11 | トウショウカレッジ | 追 | 96 | 前止まらないと差せない典型。決め手は随一。 | ▲ |
12 | ファリダット | 差 | 90 | 準オープンでは役不足。速さも春に証明済み。 | ○ | |
7 | 13 | フサイチミライ | 差 | − | 中央では未勝利。まず流れに乗れるかが問題。 | |
14 | ステキシンスケクン | 逃 | 97 | 前走後方待機が仇。行き脚つかないのは心配。 | ||
8 | 15 | スズカフェニックス | 追 | 102 | 出負けして届かずばかり。距離延長は渡りに船。 | ◎ |
16 | マイネルレーニア | 逃 | 99 | 前走前手薄に乗じた感もマイル逃げ切り評価。 | ☆ |
■レース展望 衰え知らぬその末脚・距離延長で詰め損ね解消スズカフェニックス |
■予想構築 ギャラントアロー、タマモホットプレイ、コスモサンビーム、プリサイスマシーン、フサイチリシャール。さて、コイツらの共通点は何でしょう?時間が無いので早速答え。コイツらは全てこのレースで二桁人気で連対して大穴をぶち開けたお馬さん達です(順に'03年11人気1着、'04年10人気1着、'05年11人気1着、'06年14人気1着、'07年10人気2着)。 5年連続で二桁人気が絡んでるから今年も、なんて考えたそこのアナタ。そりゃ罠です。函館スプリントSで5年連続で牝馬が連対してるからってウエスタンビーナスとルルパンブルーを抑えて泣いたばっかだろ。下手なナンピン素寒貧じゃないけど、下手な穴狙い素寒貧。人気薄が来るのは分かる。ただどれが来るなんてのは分からない(分かったら苦労しないって)。 どうでもいいけど、今の株式相場って完全にギャンブルだよね(以下株話なので興味無い方はスルーしてね)。今日はみずほ(買建)と三菱商事(売建)を持ってて凄いことになった。みずほは後場寄り付き前にいきなり下方修正発表を持ってきてアク抜け大暴騰、三菱商事はジリジリ上げて売り方を締め付けておいて、1時に下方修正&減配発表した途端にナイアガラ。いい感じで儲かったからいいけど、疲れた。 ファリダットはマーガレットSで速い時計の裏付けがあるし、前走も狭いところから抜け出してきてラスト手綱を緩めての大楽勝。ただ前走と今回では相手の質がまるで違う。ちなみに過去10年、1番人気に推された3歳馬は延べ5頭が出走して【0・0・1・4】。1番人気に推された3歳馬がアテにならないのも懸念材料(直前でスズカフェニックスが1番人気に変わると思うが)。 スズカフェニックスは力が衰えたのではなく、レース(特にスタート)が下手になっただけ。行き脚がつかないから末脚に頼る悪循環。ただ前走は中山の短い直線でコンマ3秒差。京都外回りで距離が200M伸びるここは届くんじゃねーの?ってことで今回はこれが軸だ。この距離は4戦して【1・1・2・0】、京都外回りは昨年のマイルCSでコンマ1秒差の3着。少なくとも前走以上は確実。 終いの動きに躍動感があったトウショウカレッジが追い切りからの一押し馬。京都外回り1,400Mは2戦2連対と好相性。こちらもスズカフェニックスと同様、コース替わりはプラス。ローレルゲレイロは絶好調だった東京新聞杯直前と比べると今回は8割のデキ。ただ時計実績のある先行馬ということでいきなりから注目してみたい。カノヤザクラは夏場の追い切りと見比べて物足りなくなってきているのでパス。 マイネルレーニアは前走恵まれたとはいえ、それまで未勝利だったマイルをあっさり勝った辺り、パワーアップしていると取れなくもない。6月のストークSは稍重ながら1分20秒7の好時計をマーク。1,400Mではメンバー最多の4勝、複勝率75%はスズカフェニックス(100%)に次ぐメンバー2位。ファリダットと同様、今回は相手の質が上がるのがどうかだけ。 ◎スズカフェニックス ○ファリダット ▲トウショウカレッジ △ローレルゲレイロ ☆マイネルレーニア ■馬券構築 スズカフェニックス1頭軸の3連複流し。 [3連複] スズカフェニックス−ファリダット−トウショウカレッジ 30% [3連複] スズカフェニックス−ファリダット−ローレルゲレイロ 20% [3連複] スズカフェニックス−ファリダット−マイネルレーニア 20% [3連複] スズカフェニックス−トウショウカレッジ−ローレルゲレイロ 10% [3連複] スズカフェニックス−トウショウカレッジ−マイネルレーニア 10% [3連複] スズカフェニックス−ローレルゲレイロ−マイネルレーニア 10% |