HOME > 重賞展望 > 第42回福島記念

第42回福島記念(GIII)
2006年11月11日(Sat) 福島芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 サンバレンティン 93 差脚に頼り過ぎ。何とかして勝負に加わりたい。  
2 スプリングドリュー 91 重賞の壁厚い。前につけられないこともないが。  
2 3 ユキノサンロイヤル 96 障害帰り。今となっては付いて行けそうにない。  
4 ロードフラッグ 91 福島TVOP3年連続3着。幸いにして斤量は軽い。  
3 5 クーフーリン 83 格上挑戦。軽量だがこの相手を差すのは辛い。  
6 ラヴァリージェニオ 96 相変わらず直線見せ場無し。詰める脚が課題。  
4 7 フォルテベリーニ 88 高速時計で接戦評価。軽量糧に押し切り図る。
8 ダンツジャッジ 88 長期休み明け3戦目。立ち直っていれば通用。  
5 9 シェイクマイハート 94 ハンデ貰ってもまだ足りない。他馬の破綻待ち。  
10 ワンモアチャッター 94 前走差込み上々も今回後ろから行くリスク高い。
6 11 セフティーエンペラ 94 一昨年の勝ち馬。復調の兆しみせており注意。
12 タイガーカフェ 92 今回は相手手頃。強気に先行できるかどうか。  
7 13 ヴィータローザ 99 実績最上位。追走で後手に回らなければ有力。
14 メテオバースト 99 ここ2戦前に行けず。好走と凡走の起伏激しい。  
8 15 ゴーウィズウィンド 93 ズブいのが難点。展開向きそうだが正直微妙。  
16 ロフティーエイム 92 近走一息。牡馬相手に先手主張できるかどうか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 前走ハイペース先行の経験生かせ・小生意気な強さをみせるフォルテベリーニ
■予想構築

 このレースはコレといった傾向が見当たらず、データから狙いを定めるのは難しい。強いて言えば前走で京都コースを使った馬が8年連続で連対しているというのがあるが、特に原因があるわけではない。多分関西馬が強いということなのだろう。


【所属地別成績('97年以降)】
所属地 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
美浦 【3・4・2・60】 4.3% 10.1% 13.0% 49 64
栗東 【6・5・7・49】 9.0% 16.4% 26.9% 62 116

 出走数は関東馬(美浦)69頭に対して関西馬(栗東)67頭とほぼ同数だが、期待値では関西馬が関東馬を全ての項目で上回っている。関東馬によるワンツーは過去10年のうち福島で行われた9回で'01年の1回のみ。効率を考えれば軸は関西馬からということになる。


【前走場所別成績('97年以降)】
前走場所 着別度数 単勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
札幌 【0・0・0・4】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
函館 【0・1・1・4】 0.0% 16.7% 33.3% 0 101
福島 【3・1・3・25】 9.4% 12.5% 21.9% 43 68
新潟 【0・0・1・1】 0.0% 0.0% 50.0% 0 355
東京 【0・3・1・28】 0.0% 9.4% 12.5% 0 65
中山 【1・0・0・8】 11.1% 11.1% 11.1% 63 20
中京
京都 【5・3・2・34】 11.4% 18.2% 22.7% 127 128
阪神 【0・1・1・1】 0.0% 33.3% 66.7% 0 260
小倉 【0・0・0・2】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
(地方) 【0・0・0・2】 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

 前走場所別では京都組が連対数で最大、かつベタ買いで単勝回収値・複勝回収値ともプラス計上。京都組は前述の通り現在8年連続連対中であり、パフォーマンスも優れていることから意識しておいたほうが無難か。ちなみに福島組は'97年1着ファンドリロバリーを除く3頭がカブトヤマ記念('03年を最後に廃止)を経由している。


 出走16頭中重賞ウイナーは6頭。このうち障害入りするほど落ちぶれたユキノサンロイヤル、牝馬相手でも目立たないロフティーエイムは力不足とみてカット。ダンツジャッジは穴男騎乗とはいえ、馬に復調の兆しが見えないのでこれもカット。ワンモアチャッター、セフティーエンペラ、ヴィータローザ辺りが中心になりそうなのだが、いずれも近走後方からレースを進めているのが気になる。逃げ馬不在の状況で、後ろから行く馬を中心に据えるのはリスクを伴う。

 ここは前走1,000M通過57秒4の流れを先行してコンマ4秒差のフォルテベリーニで何とかならないか。鞍上はローカル巧者中舘英二。ハンデも軽く、何より先に抜け出せそうなのは大きい。後は近3走コンマ1〜2秒差で捲る脚を持つヴィータローザ、同じく捲る脚を持ち昨年3着のワンモアチャッター、シリウスSでキネティクスと共に差してきたセフティーエンペラを抑える。

◎フォルテベリーニ
○ヴィータローザ
▲ワンモアチャッター
△セフティーエンペラ


■馬券構築

 フォルテベリーニから馬複流し。実績通りアッサリ決まった時用のタテ目を抑える。

[馬複] フォルテベリーニ−ヴィータローザ 30%
[馬複] フォルテベリーニ−ワンモアチャッター 30%
[馬複] フォルテベリーニ−セフティーエンペラ 20%
[馬複] ヴィータローザ−ワンモアチャッター 20%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.