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第26回新潟2歳S(GIII)
2006年9月3日(Sun) 新潟芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 クラウンプリンセス 79 3角追っ付け通しながら直線伸びる。渋太さはNo.1。  
2 ニシノコンドコソ 80 ゴール前で上手く併せて辛勝。脚質に制約あり。  
2 3 メイクユーハッピー 84 終いの脚が冴えない。外回りでの追い比べに不安。  
4 マイネルハーバード 79 追い切り過程で連日放馬。直前坂路はバッタバタ。  
3 5 マルカハンニバル 84 キャリア豊富だがここ2戦が完敗なのは気になる。  
6 トーセンラピュタ 79 母系は勝ち上がり優秀。番手追走で手堅く着狙い。
4 7 センギョウシュフ 79 大外を通ってきただけ。これでは嵌っても厳しい。  
8 ゴールドアグリ 79 下手に乗られて辛勝。かなりの潜在能力を感じる。
5 9 クインズプレイヤー 80 楽逃げを綺麗に差し切る。流れ速いなら一発ある。  
10 マイネルーチェ 82 直線ヨレまくりながら勝利。まともに追えれば強そう。
6 11 マイネルサニベル 79 前走負け過ぎ。同じ馬が逃げそうな今回も苦しい。  
12 マイネルレーニア 92 自ら流れを作って連勝。スピードなら断然の存在。
7 13 トップコメット 79 マイルの新馬戦は完敗。折り合いつくかが課題。  
14 マイネヴェロナ 80 前に行けるのは良いにしても今回は同型が強い。  
15 シャルマンレーヌ 85 小倉ではなくこちらへ参戦。中弛みへの対処がカギ。  
8 16 マイネバイレ 83 直線で下がった前走不満。ここ外回りで尚厳しい。  
17 ジャックレイホウ 81 時計を詰めながら完敗。これでは前に行けても無理。  
18 ニシノカムシン 79 特に強調すべき点無し。今回距離延びるのもどうか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 素質豊かな無敗馬を狙え・無駄をなくして突き抜けるゴールドアグリ
■予想構築

 控えた経験がないマイネルレーニアは外回りに替わる今回も積極策か。但し外回りマイルで行われるようになった'02年以降、ハナを奪った馬は苦戦している。粘り込みを図る逃げ馬を直後から交わしに行く馬が有利。後方一気は昨年のショウナンタキオンが鮮烈だったが、これ以外は総じて冴えない。新馬戦で4角16番手から差し切りを決めたニシノコンドコソは今度こそ届かないだろう。極端な脚質の馬はなるべく排除し、好位付け〜中団差しを重視したい

 ゴールドアグリの新馬戦は直線に向いたところで最内、そこから中央に進路を変えるも前が壁になって立ち往生、やっとの思いで大外に持ち出しての勝利。着差はクビだがそれまでの経緯に無駄があり過ぎ。そんなことよりもこの馬、バネが凄い。一度騙されたと思って追い切りを見てほしい。一瞬のうちにトップスピードに乗る様子を目の当たりにして、親父の生まれ変わりかと思った

 問題があるとするなら前で引っ張る馬がいる展開に対応できるかという点、鞍上の安藤勝己騎手が新潟での騎乗経験に乏しいという点の2つ。前者は走ってみないことには分からないが、後者の経験不足は如何ともし難い。ちなみに前走騎乗した横山典弘騎手も新潟での騎乗経験に乏しい騎手の一人。長い直線を前に慎重に乗り過ぎて脚を余すのが一番怖い。差し損ねのリスクはそれなりにある。

 逆に新潟で乗れているのが後藤浩輝騎手。新潟記念において事前に外差し有利を察知し、トップガンジョーで大外一気を演じたセンスは素晴らしい。新馬戦で好位抜け出しを決めたトーセンラピュタをどのように扱ってくるかが興味深い。

 外回りマイルのフルゲートを4角5番手から差し切ったマイネルーチェも要注目の1頭だろう。横を向いて勝てるなら、真っ直ぐ走れば脅威。両脇を挟まれる形から抜け切ったのは評価したい。マイネルレーニアは逃げ一辺倒が気になるが、ダリア賞勝ち馬と本レースの相性の良さから2〜3着を期待したい。

◎ゴールドアグリ
○トーセンラピュタ
▲マイネルーチェ
△マイネルレーニア


■馬券構築

 ゴールドアグリから馬複2点と3連複流し。

[馬複] ゴールドアグリ−トーセンラピュタ 50%
[馬複] ゴールドアグリ−マイネルーチェ 20%
[3連複] ゴールドアグリ−トーセンラピュタ−マイネルーチェ 10%
[3連複] ゴールドアグリ−トーセンラピュタ−マイネルレーニア 10%
[3連複] ゴールドアグリ−マイネルーチェ−マイネルレーニア 10%


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