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第54回ダイヤモンドS(GIII) 2004年2月15日(Sun) 東京芝3,400M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定] |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ストレイラルホーク | 捲 | 80 | キレ不足。上がりの掛かる持久戦希望。 | |
2 | 2 | ルゼル | 逃 | 88 | 引き続き単騎逃げ見込めるもここ距離長い。 | |
3 | 3 | シースルオール | 捲 | 85 | 一変の見込薄もハンデ軽く粘り込み注意。 | △ |
4 | 4 | トウカイトニー | 先 | 80 | 下級条件も満足に勝てないようでは苦しい。 | |
5 | 5 | イサオヒート | 先 | 95 | 相手緩いが芝の瞬発力勝負では分が悪い。 | |
6 | 6 | ナムラサンクス | 先 | 96 | 決め手最上位。好位につけて突き抜ける。 | ◎ |
7 | エリモシャルマン | 追 | 99 | 先行すると若干詰め甘くなる。位置取り課題。 | ○ | |
7 | 8 | タニノエタニティ | 差 | 98 | 近走追ってからの反応乏しい。上積み疑問。 | |
9 | ミッキーベル | 追 | 88 | 末脚強力も追い込み一手。届かない公算大。 | ||
8 | 10 | フェリシタル | 差 | 86 | 前走久々も見せ場無し不満。但し距離合う。 | ▲ |
11 | マイネルプレスト | 先 | 85 | ハンデ軽いが決め手不足は明白で苦戦必至。 |
■レース展望 好位付けから上がり最速で他馬寄せ付けないナムラサンクス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の資料をご覧いただきたい。
今開催の東京は前が止まりにくい割に速い上がりを要求するレースが多い。後方一気を決めた馬は軒並み上がり33秒台の脚を使っており、普通の上がりでは先行勢に対抗できない。芝3,400Mという長丁場で行われる本レースにおいてはこの傾向がなおさら色濃く出る(=直線ヨーイドンが濃厚)ものと思われる。 軸はナムラサンクス。オープン昇格後の万葉S経由馬は【4・3・4・16】(25.9%)、うち勝ち馬は【2・1・2・1】(50.0%)で、本レースへのステップレースとしての地位を確立しつつある。目下の強敵であるエリモシャルマンには2戦2勝で、先行しながら突き放すだけの末脚を持ち合わせている。昨秋の比叡S(1600万・京都芝2,400M、2着)で先の日経新春杯を圧勝したシルクフェイマスに際どく迫った点は強調材料。 相手筆頭はエリモシャルマン。昨秋のアルゼンチン共和国杯(GII・東京芝2,500M、3着)は後方から鋭く迫るもクビ+クビ差の惜敗。続く2戦では先行しながら直前の相手に上がり最速の脚を使われて共に2着。典型的な器用貧乏で勝ち切るのは難しいかもしれない。 単穴はフェリシタル。前走・アメリカジョッキークラブC(GII・中山芝2,200M、9着)はスローな流れにも関わらず全く見せ場を作れず完敗。久々を考慮しても物足りない内容だったが、一度叩かれてまともな状態に戻っていれば着が狙えるだけの実力と瞬発力を持ち合わせている。 連下はシースルオール。前走・万葉S(OP・京都芝3,000M)は久々の影響もあり4角2番手から失速。上位2頭に1秒近く離されており逆転は困難だが、前走比4kg減の軽ハンデを生かして粘り込むシーンは想定しておきたい。 ◎ナムラサンクス ○エリモシャルマン ▲フェリシタル △シースルオール ■馬券構築 ナムラサンクスから馬単・3連複流し。 [馬単] ナムラサンクス→エリモシャルマン 40% [馬単] ナムラサンクス→フェリシタル 10% [馬単] ナムラサンクス→シースルオール 10% [3連複] ナムラサンクス−エリモシャルマン−フェリシタル 20% [3連複] ナムラサンクス−エリモシャルマン−シースルオール 20% |