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第23回小倉2歳S(GIII)
2003年9月7日(Sun) 小倉芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 バンジョキャラット 85 上がりが掛かりすぎ。展開恵まれても苦しい。  
2 2 カイシュウマックス 86 2戦目で変わり身見せるも逃げが前提では。  
3 マイネルゼピュロス 78 前走の差し込み評価も相手が揃ってどうか。  
3 4 コスモキャンドル 86 テン速いが逃げ一辺倒では苦戦は免れず。  
5 タケイチグッド 85 好位抜け出し勝利もテン緩い。ここ追走一杯。  
4 6 サンデースウィープ 84 センス感じさせる勝ち方も頭数倍増は懸念材料。  
7 トーホウチェリー 85 新潟経由もスピード感乏しい。一変も見込薄。  
5 8 グランプリオーロラ 90 ハロン12秒内で完走もテン争いの克服課題。
9 エイシンヘーベ 88 勝ち上がり遅れるも控えに固執する姿勢評価。
6 10 フィールドルーキー 94 逃げて圧勝のキャリア1戦馬は総じて危険。  
11 ユウゼータ 86 軽快なスピードあるが道悪・距離延長は微妙。
7 12 メイショウボーラー 93 テン・上がり共優秀。コーナーロス無ければ確勝。
13 テイエムマウンテン 85 芝ではスピード不足。時計掛からないと苦しい。  
8 14 マルシゲアリダー 80 九州産限定戦を連勝も前走の上がりは平凡。  
15 コスモサンビーム 91 外から揉まれず行ければ脈あるがここ同型揃う。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 フェニックス賞勝ちの2戦2勝馬を信頼・外枠重視でメイショウボーラー
■予想構築

 過去10年における小倉2歳Sの傾向を紐解くと以下のようになる。
  • キャリア1戦の逃げ馬は割引が必要。
    ―→キャリア1戦の逃げ馬による連対は'95年1着エイシンイットオーのみ。'99年10着ツルミカイウン(小倉ダート1,000Mで1秒5差勝利、3人気)や'03年5着チャニングガール(小倉芝1,200Mで1秒4差勝利、1人気)など、デビュー戦を逃げて圧勝しただけの馬は危ない。バンジョキャラットはともかく、フィールドルーキーは大幅な割引が必要。
  • 道中揉まれた経験が生きる。好位から引き離した馬が活躍している。
    ―→前走で控えて後続を1秒以上離して勝った馬は【2・0・0・2】(50.0%)。勝った2頭と負けた2頭の違いは前者が芝での圧勝、後者がダートでの圧勝という点にあった。道中4番手追走から1秒0差勝利のエイシンヘーベ、好位から4角先頭で1秒1差勝利のグランプリオーロラはいずれも芝で控えての圧勝で相当期待できる。
  • 5枠より外に入った後方待機馬に注意。6枠より外に入った馬が毎年連対している。
    ―→「ローカル最終週は外差し天国」とでもいうべき傾向。後方から差し込んできた馬は7頭いるが、いずれも5枠より外からの発走だった。6枠より外に入った非逃げ馬ユウゼータメイショウボーラーテイエムマウンテンマルシゲアリダーは良好。
  • 人気薄の牝馬の劇走に要注意。
    ―→連対数は牡馬・牝馬共に各10連対で同じだが、勝利数は牝馬が7勝と大きくリード。牝馬は現在5連勝中で、ここ2年はノーマーク同様の牝馬が波乱を演出している。
 新馬→フェニックス賞連勝馬【1・2・0・1】(75.0%)、外寄りの枠に入った好位追走馬ということで軸はメイショウボーラー。相手は好位から千切って勝った牝馬エイシンヘーベとグランプリオーロラ、新馬戦でメイショウボーラーの2着後、2戦目できっちり勝ち上がったユウゼータ。

◎メイショウボーラー
○エイシンヘーベ
▲ユウゼータ
△グランプリオーロラ


■馬券構築

 メイショウボーラーから馬複流し。

[馬複] メイショウボーラー−エイシンヘーベ 40%
[馬複] メイショウボーラー−ユウゼータ 30%
[馬複] メイショウボーラー−グランプリオーロラ 30%


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